見出し画像

今年1年、世界はどうなる? 2021年の予言

『マイカレ2021冬号』の「乗りこなす“風の時代”」にご登場いただいた秋山眞人さん。
「自分をより個性化し、磨き上げていく」(本誌P.52参照)とはどういうことなのか。自分の個性や進むべき方向を見つけるにはどうすればよいのかを、「2021年の予言」と共におうかがいしてきました!
そこにきっと「風の時代の生き方」が見えてくるはずです。

■2021年のキーワードは「衝突」

――秋山先生は2020年のマスクブームを当てたと話題になりました。

秋山眞人さん(以下、秋山):「毎年パンデミックを予言していて、たまたま今年当たったのではないか」と言ってくる人もいるんだけどね(笑)。この10年間でパンデミックを予言したのは今回が初めてなんです。でも、にぎやかにいろんなマスクを着けているところが見えたんですよね。マスクブームの予言のことは、ツイートされたりして話題になりましたね。

――布マスクもいろんな柄が出て、「マスクは白一色」という概念が大きく変わったような気がします。まだまだ大変な状況が続いている昨今ですが、12月22日にはグレート・コンジャンクションが起こり、時代が大きく変わりつつあると言われています。2021年はどのような1年になるでしょうか?

秋山:2021年のキーワードは「衝突」。「この人とこんなことでぶつかるんだ」っていうような、炎上騒ぎみたいなのが当たり前な流れになってくる。これは風の時代の影響もあるんだけど、インスタグラマーであるとか、YouTuberであるとか、個人で個性的なものを発信している人同士の衝突も頻繁に起こる。朝のワイドショーなんかも、激論番組みたいになってますよね。2021年は今よりもっと過激なものが出てくるかもしれない。
国際情勢では、アメリカ大統領選を経て、アメリカと中国の摩擦がますます激しくなっていくだろうし、その間に日本が立たされることになる。
あとは、少し前に話題になった神奈川県での異臭騒ぎとかは、実は地震の兆候としてもよく表れるんです。だから大きな地震にも気をつけないといけないでしょうね。

■「個性」に押されてよりにぎやかな時代に

――まだまだ大変な時期が続きそうですね……。風の時代と言うと、個性であるとか、自由な時代のイメージがありますね。

秋山:そういった意味では、表現のにぎやかさはより一層増してくるでしょうね。外国映画の大ブームやファッションとか本。雑誌や書籍のぶつかり合い、大ベストセラー。今までにないメディアの形態が出てきたり、メイクやファッションもより派手さを増していく。
景気が後退するとモノトーンが流行るんですよ。これは染料が安いから(笑)。さらに酷い状態になると白が流行るんですよね。染料がいらないから。これが裕福な時代になると艶やかなカラーが流行る。風の時代の「個性」にも押されて、これからの先は少しずつ、艶やかな時代が来ると思いますね。

■新しい時代にこそ「占い」を

――昨今では陰謀論ブームなんかも起きていますね。

秋山:スピリチュアルやオカルトに関してもにぎやかさは増していきそうですね。ただ、すでにこの業界は占ってもらいたい人の人口を占い師が超えてしまっている(笑)。だからこそ皆、今よりもっと本格感を求めるようになると思いますね。「学びたい」っていう好奇心がかき立てられる1年になると思います。

――なるほど。そんな風の時代ですが、どうやって生きていけばいいでしょう? 「自由だよ」と言われても、進むべき方向に迷ってしまいそうです。

秋山:血液型性格判断とかもそうですけど、100年以上信じられてきたものって当たるようになってくるんですよね。皆そのつもりで子どもを育てちゃうし、催眠に自分からかかっていくようなイメージで。
ただ、そういった風に自分の性格をわかりやすくしていったほうがいい部分もたくさんあると思うんですよね。そういう意味で、科学的なエビデンスというよりも自分を決めるための方法論として、2021年は占いが必要になってくる。
「自由に決めなさい」って言わても歩き出せるのは一方向だけ。その行く先を決めてくれるっていうのは、占いの真骨頂じゃないですかね。

PROFILE

秋山眞人
あきやままこと●射手座。国際気能法研究所代表。精神世界や超常現象、超能力などの分野研究や、執筆、テレビ出演などメディアでも活躍。神話や占術、風水、宗教、哲学にも精通し、著書多数。
https://makiyama.jp/

聞き手/マイカレンダー編集部・池田


いただいたサポートは、占い界のさらなる活性化をはかるべく、「マイカレンダー」本誌や新しいnote記事の取材・制作費にあてさせていただきます!