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2021冬号番外編 その話、松村先生に聞いてみました|10月中旬に考えたことに未来のヒントが?

「マイカレンダー」2021冬号よりスタートした連載「その話、松村先生に聞いてみました」

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オンライン講座、酒、出版業界の在り方、2025年以降の未来、ヘリオセントリックで見たグレコン……など本誌に載せきれなかった番外編をお届け!
特に「重要なターニングポイントが2020年の10月中旬にあった……!?」ということで、ぜひその時期を振り返ってみてくださいね。

※本取材は2020年11月上旬に行われました。

* * * * *

◆「飲むな」ではなく「飲むからこそ、いい仕事ができる」ようになればいい


――いやはや、始まりました新連載。先生は夏に大変な手術をされましたが、その後お身体の具合はいかがですか? ご負担などは?

松村 潔さん(以下松村)全然ない。講座も再開しているし。リアルではやっていないけど。

――講座もオンラインなわけですね。2020年、まさか世の中がこんなことになって、オンラインの全盛の時代が来るとは思いませんでした。

松村:一応、私の好みの方向なんだけど。

――外出自粛になってから、マイカレもほぼ取材はオンラインになったわけですが、全く動じなかったんですね。というのも、実は昨年(2019年)から松村先生の取材はすべてZoom!! で、事前にオンラインスキルを鍛えていただいておりまして。こうした状況でも、滞りなく雑誌を作り続けることができたのは、先生のおかげです。

松村:……と言いながら、なんか背景がいつもの本のある場所じゃない? テレワークなのに会社にいるの?

――すみません、家にいるとすぐ横になったり、飲んじゃったり(酒を)する自制心のなさが災いし、他の社員が出社していないのをいいことに、こうした取材などがある際は時折、出社しております。

松村:物書きで飲む人ってすごく多いじゃん? あの人たち、訓練するんですよ。飲んでも筆が進むような方向に体質を変えていくわけ。体質というか癖、習慣だよね。

――それは「飲むな」ではなくて、「飲んでも仕事ができるように自分を鍛えればいい」ということですか?

松村:結局、頭の中で「飲む=ダラッとする」っていうイメージが染みついちゃってるわけよ。なんだけど、作家の人たちは飲むと逆に集中して書ける人が多い。しゃべるのは難しいけど、書くのはむしろ楽になることが多いみたいよ。

――今まで「いかに自制するか」を考えていたのですが、真逆のアドバイスをいただけて気が楽になりました……。

松村:
 皆「飲む」と「書く」を対立するものと思っているだけなんだよね。「そうじゃない」って脳にそれを刷り込めばいいだけだから。

◆3ハウスのグレコンと出版業界

――なるほど。そういう固定観念、思考の刷り込みは至るところにありそうですね……。そしていよいよグレコンです! 先生はどんなふうにご覧になっているのでしょうか?

松村:
今度の12月22日のグレートコンジャンクションは、水瓶座の1度じゃない? 東京でチャートを作ると、木星・土星は3ハウスでコンジャンクションになる。そうすると「壁を破って広がっていく」というルールが、特に3ハウスで発揮されやすくなる。さっきの学校教育もそうだし、出版や思想活動、情報発信とか……そういうところでそれが起きやすくなるんじゃない?

――出版と言うと、マイカレもですね。ちょっと壁を破りたいなと思っていました。

松村:今は皆、noteに書き散らしているじゃない。ほかにも100pくらいの新書を出すサービスとかあって、それだと1冊50000字くらいだから、私なら1週間で書くよ。配信の加速度の高さとか、スピード感とかもあるし。

――先生の本が、ますますたくさん刊行されるようになりますね。

松村:説話社の本ってどっと分厚いじゃない。そうすると書くのに3~4ヵ月かかる。でも、100pの新書なら1週間で書けるから、1か月に2冊ずつ出して、最終的に全部まとめて分厚い本と同じくらいにするとかね。そうすると、熱いうちに書けるんです。
たくさん本を書いている著者の素直な感想として、書き終わって次を書き始めている時に、忘れた頃に「初校が出ました」とか言われると、引き戻されちゃうんですよ。次の本に集中している時に、「前の本のまえがきとあとがきを書いてください」って言われて、「何の本だっけ?」って。

――先生の思考のペースと、出版のスピードがかみ合っていないわけですね……。出版業界のペースの遅さと、かかりすぎる製造費は、今後の時代で改善される余地がある気がします。とはいえ「物」としての本はもちろん大切なので、目的に応じてどのように使い分けができるか、とか。

松村:それでも説話社はまだ早いほうだよ。前、別の出版社で「執筆に3年、編集に1年かける」と言っていた。

――そうすると、出るのは5年後くらいですね……。

松村:坂口恭平が自社出版する理由が「今の自分のライフスタイルにかみ合ってない」なんだって。「次やりたいと思った時に、前書いた本が出ていない」とか、そういう状況が生まれている。

――風の時代には、出版業界はいろいろ考えることがありそうですね。

松村:3ハウスでグレート・コンジャンクションが起きるわけでしょ。だから出版業界も、もっとスピード感を出していくやり方を作っていくとか、いろいろな変化があると思うんだよね。

――今、マイカレでもnoteを使い始めています。というのも、雑誌だけだと3ヵ月に1回なので速報性に欠けるんですよね。あと載せられる文字量にも限りがある。紙媒体ではできないことをnoteに限らず、何らかのWEBサービスと連携しながらできるといいのかなと思っています。

松村:その辺が3ハウスの土星・木星だよね。いろいろと実験的な試みをやってみるといいと思う。

――試行錯誤してみます! それ以外の分野で考えると、3ハウスですから「個々人の情報発信」がテーマになってくるでしょうか?

松村:この間、ある雑誌で私にインタビューした人が「皆が勝手に書くから、何が良くて何が悪いか識別ができなくなる、玉石混交になるのが気に入らない」と言っていた。でも、それはもうちょっと自然淘汰を待つしかないんじゃない? しょうもないものを書いている人もいるし、重要なことを書いている人もいる。今はその辺が横並びになっちゃっている。

――何に価値があるかを見極めるのが大変になってきますね。

松村:その人はリアルな本が好きらしくて。ネットで書き散らしているのを見ると何となく不快、「本はちゃんとモノじゃないといけない」と言っていた。

――なるほど。いい情報、悪い情報があって、それをより分けるものとして本という「形」があるということなのでしょうか。コストをかけて「本にする」ほどの価値ある情報かどうか。

松村:ただね、占星術で風のサインって、双子座、天秤座、水瓶座じゃない? 特に双子座って情報過多になっちゃうんですよ。情報が増えすぎることに対して、心が痛まないんです。情弱じゃないから。風のサインみたいに、最初から情報過多の人は、ぐちゃぐちゃっとたくさんの情報が来ても、自分で見分けられるわけよ。むしろ大歓迎。それに自分への否定的意見とか、ひっくり返しも好むじゃない?

――過多な情報の中から、必要なもの、良質なもの、そうではないものを自分で仕分けられるわけですね。

松村:水とか固定サインの多い人、例えば蠍座の人とかは非常に、情報過多な状況に心が痛むわけ。火の人はそもそも気にしないよ。基本、情弱だから。「へー、知らなかった」みたいな。

――「知らなかった」って言える強さがあるわけですね、火のサインは。情弱という意識も、当人にはないかもしれませんね……。それでは、地のエレメントはどうでしょう?

松村:地はやっぱり安定感を求めるし、ローカルな価値観、これまでの経路に価値があると考えやすいから、情報過多な状況は嫌がるだろうね。

――これもすごく多い質問なのですが「土の時代が終わってしまったら、土のエレメント(が強い人)は生きづらくなるんでしょうか?」というのは、どうでしょう。

松村:まあ、今までの価値観は力を失うと思うので、多少は困るかもしれないけど、慣れるしかないんじゃない? 双子座の情報過多、フェイクニュースさえおもしろがる感覚。そういう感覚に、もう慣れるしかないよね。あと本って、一番最初のページで気配がわかるものでしょ。水瓶座は固定だけど「おもしろい本は最初の1ページ目を読めばわかる」というような嗅覚がある。そういうふうに本質を見分ける力は今後、必要になってくるだろうね。


――なるほど。向き不向きというよりも「慣れ」なわけですね……。どんなエレメントであっても、そういう情報の取り扱い方を意識していけば、ちゃんと適応していける、ということですね。

◆松村先生が見る、2025年以降の世界

――そして「2021年の先」についてもお話をうかがえたらと思います。特に2025年は結構な大惑星が動くタイミングのようなのですが、ここから5年をかけて、世界はどうなっていくと先生は思われますか?

松村:一番大きい特徴って、冥王星が水瓶座に入るじゃない?

2023年3月23日に水瓶座入り
→その後何度か逆行を繰り返し、2024年11月20日に水瓶座に入宮。
以降、2043年まで水瓶座冥王星時代。

冥王星は、外の影響を持ち込んでくる作用があるんです。水瓶座そのものが「嗅覚」を表しているんだけど、皮膚の内側は山羊座の管轄なんですよ。皮膚の外側の気配、周辺に漂っているものを感じ取るのが水瓶座なんです。
そういう意味で言うと、物質性からちょっと離れていく傾向が水瓶座にはある。そこに冥王星が、外の世界の影響を持ち込んでくる。しかも魚座に海王星があるから、非物質的現象とか、そういうのが非常に強く働いてくる感じにはなりやすいよね。

――皆、そういう感覚が鋭敏になってくるのでしょうか?

松村:そう。例えば大学教授って退官する間際から精神世界に興味を持ち始めるんだって。大学にいる間は封印されているけど、やめる間際でそういうことに関心が向くようになる。退官した後って、ある意味、水瓶座的世界でもあるし。山羊座(56~70歳の土星期)から水瓶座(70歳以降の天王星期)で「お勤め終わり」って感じ。そういうところが、もう少し広がり感を持ってきて、さらに冥王星が加速させると思う。

――なるほど。山羊座の冥王星は「山羊座(的なもの)の刷新」のために働いていましたけど、水瓶座に入った冥王星も水瓶座的なものをリニューアルしていくことになるんでしょうか?

松村:リニューアルというよりは「強化する」という感じかな。そもそも山羊座と冥王星はちょっと対立するんですよ。山羊座は「閉鎖する」っていう意味合いなので、冥王星はそれを刷新する方向に働く。水瓶座は割と「広げる」という感じだから、そこまで対立はしない。

――ちなみに2025年は、天王星が双子座に入り、海王星が牡羊座に入り……と、トランスサタニアン(土星外惑星)が動きすぎる1年のようです。まったく想像がつかない未来ですね。

松村:天王星だと遠隔地じゃないですか。これまでは身近なことで情報過多になっていたのが、天王星が双子座に入ると身近じゃないところからの情報もどんどん入ってくるようになる。

――それは海外の情報などでしょうか?

松村:私がいつも、よくないなと思うのは、アフリカのほうで船が沈没しましたとか、事故が起きた時、必ずニュースで「日本人はいませんでした」って言うじゃない。まず日本人から見るみたいな。情報を表す双子座に天王星が入ると、そういう見方をしなくなると思うよ。天王星って「身近なもの」を嫌うんです。割とわざと家族に冷たいとか、そういう態度を取るのが天王星。そうすると、身近じゃない情報も盛んに扱うようになってくる。自分とは何の関係もないことにも、興味を向けるようになるとか。

――なるほど……。ちなみに「牡羊座の海王星」というのもイメージしづらいものの筆頭な気がするのですが、どうでしょう?

松村:牡羊座は、この世界に入ってくる初めの入り口だよね。赤ちゃんがこの世界に生まれてきました、というような。だから「海王星がこの世界に入り込んでくる」ということ。そもそも海王星は夢のように、寝ている間にふわっと逃げていくようなものだけど、それが牡羊座に入ると「夢みたいなもの」がこの世界に割り込んで来ようとする。あるいは、牡羊座を行動原理とか進んでいく力だとすると、「海王星が推進力になる」とか。「今日こういう夢見たから、その通りに会社作ります」みたいな感じ。

――先ほどの水瓶座冥王星もそうですが、多くの人が「目に見えないものを感じ、それを行動に結びつけていくことが増える」未来になりそうですね。

松村:その傾向は強まると思うね。

――5年後、大きな星がこんなに一度に動くなんて、占星術的にはなかなかの一大事ですが、世界は大丈夫でしょうか。

松村:まあ、でも結局はどれも太陽系の惑星だから。「近場でいろいろあるよね」くらいの話。

――先ほどのお話にあった(本誌をご覧ください)「恒星的な生き方」をしていれば、そういう変動にも振り回されないということですね。恒星的に自分が充実し、光り輝いている生き方ができれば、ブレることはない、と。

松村:そうだね。恒星には相対性がないんですよ、だから他人との比較とか、周りがこうだから自分はこうする、というのがない。

――「自分ありき」ということですね。2025年までは、皆がそうした生き方を模索するた準備期間なのかもしれません。

◆グレコンは「2020年12月22日」ではなかった!?


松村:そもそも、木星と土星がコンジャンクションになるのは12月22日って言ったけど、実際にはヘリオセントリック(太陽中心占星術 ※詳しくはこちら)では10月16日なの

――えっ、そうなんですか!? まさか、もう過ぎてしまっている……!?(汗)

松村:ヘリオで見ると逆行がないからね。だから実際、もう知っているはずなわけ。「何となく、こんな感じ」っていうのは皆、気配的にはもうわかっている。

――先生はもう「変わった」という感じはありますか?

松村:私の場合、明らかにその頃から「こういうプロジェクトをやるかな」っていうのを考え始めた。サビアンシステムをアカシックリーディングに使っていく、そのためのサビアンシンボルの解体と再構築をやっていこうかなと。アカシックリーダーが読んでいるアカシックレコードって「なんちゃって」というか、あんまり正確じゃないのね。それはリーダーが持つ偏見とか好みとか考え方とか信念が、内容を曲げてしまうんです。そうではなく、もうちょっと正確なリーディングをするためにサビアンシンボルを使ってみるというもの。それを使うプラクティショナーを育成するための教科書を書こうかなと急に思いついた。土星・木星というと、教義とか教育だからね。

――以前は本=出版社が出すもの、というイメージがありましたけど、今はいろんなやり方が選べる時代になったということですね。

松村:出版社のほうも、会社組織だからある程度儲けないと、という感じで本を出していたじゃない。そうすると内容が微妙でも売れるなら何でも出す、みたいなことになる。「内容は考えるな、売れる本を出せ」と。そうすると文化が腐る。経済が問題を生むようになってくる。

――経済と文化が結びつくと、腐敗が生まれてしまう可能性がある。

松村:私がオリンピックに反対するのはそれ。純粋なスポーツじゃなくなっているからね。以前から「スポーツの基本は子どもの遊び」と言っているんだけど、今のオリンピックは経済活動と結びついている。一番ダメだと思うのは、体壊してまで鍛えるくらい、いびつな状態になっていて健全さがないこと。それだったら一度、世界中でオリンピックをチャラにしてしまったほうがいいと思う。

――なるほど。スポーツ、文化、そして先ほどお話しいただいた労働もそうですが(本誌をご覧ください)、経済やお金が他のものとくっつきすぎると、「お金を稼げればいい」「お金を稼ぐことが正義だ」となって、ややこしくなったり、腐敗やゆがみが生まれてしまうのかもしれませんね。

松村:
大手の出版社の場合、「○万部!」と宣伝するために、断裁すること前提で売れる数以上に刷るような状況があったりするわけでしょ。そういうのがすごくおかしな話だから。本当に面白い本が埋もれて、「ちょっとどうなの?」っていうのばかりが残っていく。

――そうすると、今後は「本質的なおもしろさ」のあるものが価値を持っていくことになるんでしょうか?

松村:そっちのほうが強まってくると思う。水瓶座って牡牛座に対して90度だから、「経済」を無視するクセがあるわけ。経済を重視しすぎないのが水瓶座、とも言える。

――水瓶座的な「おもしろさ」が価値を持ち、重視されていく。「おもしろければ、儲からなくてもいい」という流れになるということですか?

松村:でも、私が思うに、おもしろいものは結局儲かると思うんだけどな。

――なるほど。この「おもしろさ」と「儲かる」は両立しない、と思う発想自体が、前時代的な考え方なのかもしれませんね。おもしろいと思う人がたくさんいれば、そこにお金を払う人は自然と出てくるはず……。

松村:儲けようと思ってやっている人ほど、あんまり儲かっていないじゃない。「結果として儲かりました」というのはあるかもしれないけど。コストの問題とか言っている人って、そもそも儲けたことのない人じゃない?

――なるほど。これから価値を持つものは「おもしろさ」ですね。

松村:そう、あとは「壁を破る」。山羊座の壁を破る。さっきの水瓶座1度のサビアン「古いレンガ造りの伝道所」も、国の壁を破って世界中のいろんな場所に伝道所を作ったわけでしょ。

――そういう意味では「伝道所」って、SNS感のあるサビアンシンボルですね。

松村:その辺が強調されているよね。これが今後200年くらい続くわけだから。

――我々が生きている間は、ずっと風の時代なんですね……。水の時代とか火の時代も味わってみたかったですね。また違う感じになりそうです。

松村:まあ、ノリが違うんじゃない? いずれにせよ、木星・土星のコンジャンクションの場合、時代の雰囲気が変わるというより、もうちょっと具体的なんですよ。制度とか、政策とかが打ち出されていくことが多い。

――実践的に世の中を変える力、というイメージでしょうか……。ともあれ、土と風、2エレメントを味わえるだけでもレアな体験のわけですから、この時代に生まれたことを楽しみたいですね。そういえば、マイカレでも「雑誌ってもうちょっと新しい形にできるんじゃない?」と思い始めたのが、ヘリオ的グレコン(10月16日)の頃だったので、編集部も薄々何かを感じているのかもしれません。

松村:自発的に自分の中から湧き上がるのが「ヘリオ」なのね。ジオセントリックは、地上において、肉眼で見た世界。

――「何となく思った」というのも、自分の中から湧き上がってきた、という意味ではヘリオ的なんでしょうか?

松村:それはヘリオだよね。しかもヘリオセントリックで木星が水瓶座に入ったのは2020年10月13日。で、16日に土星とコンジャンクション。何となくのアイデアとか、「こうしたい」というビジョンがこの1週間くらいに出ているはずなんだよね。その頃に思いついたことが、ジオセントリックのグレート・コンジャンクション(2020年12月22日)頃に形になって出てきている、ということもあると思うよ。

――そうすると、日記なり、メールの送信履歴なり、SNSの投稿履歴なりを振り返ってみて、「ちょうどこの頃に自分が何を思っていたか」を調べてみると、この先、自分がすべきことのヒントがあるかもしれませんね……!

PROFILE

松村 潔
まつむらきよし●1953年生まれ。占星術、タロットカード、絵画分析、禅の十牛図、スーフィのエニアグラム図形などの研究家。タロットカードについては、現代的な応用を考えており、タロットの専門書も多い。参加者がタロットカードをお絵かきするという講座もこれまで30年以上展開してきた。タロットカードは、人の意識を発達させる性質があり、仏教の十牛図の西欧版という姿勢から、活動を展開している。

聞き手/マイカレンダー編集部・山田



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