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吉田泰己『行政をハックしようーユーザー中心の行政デジタルサービスを目指して』(ぎょうせい)
こんにちは。IZUです。
日本がデジタル化・DXで世界各国から後れをとっていると言われて久しい中、今日は、現役官僚による表題の著書をご紹介します。
著者は、大学卒業後に経済産業省に入省し、デジタルのバックグラウンドをもたない行政官でしたが、デジタル先進国に留学する中で、知見を深め、書籍にこれまでの取り組みや今後の展望をまとめられました。
本書では、DX実践の方法論はもちろんのこと、全体を通して、
自分が達成したいと思うことに向き合い、強い思いを持って一歩踏み出すことが大きく社会を可能性があるということ
強い内発的な動機がビジョン実現の原動力となるということ
が強く訴えかけられています。
どんな仕事においてもDXは避けては通れない道だと思いますが、省庁の垣根を越えて、仲間づくりをしながら、描いたビジョンに向かって、行政のデジタル化という困難な課題に取り組む著者の言葉には、大変勇気づけられます。
職種を問わず、今の仕事をもっと良くしていきたい、組織を変えていきたいと思っている方に、とてもおすすめです。
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