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努力はエンターテイメント

ひと昔前、好きなことだけやって生きていこう。努力不要で好きなことだけをやろう。そうすれば、必ずうまくいくなんていう引き寄せの法則が流行りました。もしくは、今も流行っているのでしょうか?私はこの考え方に賛成できない。努力しないでうまくいく。そんなことは100%ないからだ。誤解を招くような言い回し、マーケティングに特化した言葉の使い方。それは、ただ楽をしたい人には甘い果実として効果を発揮するだろう。

うまくいっている人、成功してる人、名を馳せている人、そのような人は皆、一様に鬼のように努力している。それを口に出していちいち言わないだけだ。見えないところでは、誰よりも努力している。だから、成功しているのだ。当たり前の話だが、当たり前に思えない人々が実に多い。努力といっても、人にはそれぞれイメージがあるが、一般的に辛い、キツい、苦しいだけのイメージが先行している感がある。しかし、努力とは、目標のために鬼のような作業量をこなすことである。それを、努力というのか、目標に向かっている行動と捉えるのかは、その人次第である。つまり、やっている本人は努力をしているという感覚は特にないということである。側から見れば、鬼のように頑張ってるように見えてもである。だから、努力は努力でもあるが、努力でもないのです。

これには、レンガを運ぶ話が当てはまる。
レンガを運んでいるある二人(Aさん、Bさん)がいた。この二人に何をしてるか聞いてみた。Aさんは、「レンガを運んでいるんです。こんな退屈な仕事やりたくないね。」と答えた。一方、Bさんは、「家を建てているんだよ。完成した家に住むのが楽しみだよ。」と答えた。同じレンガを運ぶという作業なのに、2人の間には、大きな差があります。Aさんは頑張ってる感、満載。Bさんは楽しんでる感、満載。どっちが成果が出るかは明白ですね。

目標ややりたいことがあると日常の一つひとつの退屈な作業に意味が見出せて、有意義な時間になるのです。この2人のレンガ運びの話は努力とは何かについて考えられさせます。

引き寄せの話とか、レンガ運びの話をしてきましたが、結局、何が言いたいかと言いますと、
しのごの言わず、努力しろということです。鬼のように努力しろということです。
そして、努力は楽しいということです。努力するというプロセス自体、レベルが上がっていく自分を感じられるので、努力することはエンターテイメントである。そして、努力をしてる時間をそう思えるようになると、努力の虜になり、邁進することができるのです。キツい、けど気持ちいい。ツラい、けど最高。それは自分が定めた目標に向かっているから。この中庸感が実によろしいですね。

#ビジネス #努力 #引き寄せの法則 #レンガ造り

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