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Huluドラマ「十角館の殺人」(たぶんネタバレあり😅)

ずっと昔に綾辻行人氏の館シリーズを読んでいた私としては、あの「十角館の殺人」を映像化すると聞いて、多くの既読者達と同じように「アレを、どうやって見せるの……!?😯」と気になっていました😂そこで、とうとう仕方なく(笑)わざわざHuluに加入するハメに😅

ある大学のミステリ研究会のメンバー達が、ある孤島を訪れるところから始まります。そこには、かつて中村青司という建築家が建てた、十角館と呼ばれる屋敷があって……そこに滞在しながら原稿を書くはずだったメンバーですが、なぜか一人ずつ殺されていくことに🩸
一方、かつてミス研のメンバーだった江南(かわみなみ)くんは、自分の元に送られてきた謎の手紙をきっかけにして、中村青司の娘・千織の死に、何か謎があるのではと考えます。千織もミス研の後輩な上、メンバーの元にも同じ手紙が送られていたからです。そして、青司の弟である紅次郎の知り合い・島田潔と色々探っていくことになり……。

まず、ミス研のメンバーであるエラリイ(みんな、伝統でミステリ作家の名前を名乗っている)に見覚えがあって、ずっと「誰だっけ?🤔」と思ってた😅そしてしばらくして、フジの「元彼の遺言状」の黒丑くんだと気がついた😂
さらには、江南くんにも見覚えがあって……なかなか思い出せなくてググったら、最近見たばかりの「みなと商事コインランドリー」に出てた!😂おばちゃん、記憶力悪くてごめん(笑)あんなに可愛い子なのにね😳

原作を読んだ身からすると、ミステリ研究会のメンバーは、みんなそれぞれにかなりキャラクターを体現してたと思います。ただ個人的には、カーはもう少し渋い感じというか、大学生と言っても浪人しまくってるか、もう6年生とかになってそうな印象だったので(笑)演じていた方の見た目が、ちょっと若く感じたな🤔
皆さん、死にっぷりもなかなか見事で😅ビジュアルを死守することにこだわってない感じなのが、役者として素晴らしかったです👍比べるのも何だけど、市川崑監督の金田一シリーズでも、そんな感じだったな😔

ここからは、どれぐらいだとネタバレというか、地雷になってしまうのかよく分かりませんが😅(原作既読勢としては特に)……とりあえず、ひとつの肝になっている、あの人物の演じ方は素晴らしいと思った……‼✨そうか、そう来たかぁと😂
何も考えずに見ていた方でも、あのキャラクターには、初めから何だか違和感があるかもしれない🤔よく見ていれば、あの人だけ映し方にも特徴があるので😔
気になるのは、そのトリックとも言える部分に、早々と気がついたとしても(疑り深い人なら、すぐに分かるかも🙄)……果たして、それだけですべての仕掛けが分かるのか?ということ。残念ながら、原作を知っている身としては、その感覚はもはや分からないので💦

ただ、ちょっと気になったこととしては……確かに見事なんだけど、視聴者側を騙そうとするあまりに、それぞれのサイドから見た人物像まで違いすぎてやしないのかなと🤔
つまりは、本来は統一感のあるキャラのはずなのに、別人っぽくなりすぎてしまうと、それはそれで不審感を持たれないの……?🙄ということなんですけど。特に、ミス研のメンバーと接してる時とかは😓
あぁ、ネタバレしすぎない程度に表現するのは、難しい……‼😵‍💫💦(笑)ただたぶん、分かる人には分かってもらえる、はず😅

確かに、この映像化の仕方なら、成功している部類だとは思うんだけど……そもそもに、原作しか読んだことのない人と、ドラマしか見てない人では、推理の糸口というか視点が違ってしまう気もする🤔そういう意味では、厳密に映像化できてるのかというと、ちょっと微妙な気もしました💦

でも、基本的にはミス研メンバー以外のキャストも良かったし(紅次郎さん役の角田さんは、いろんな意味で意外だったけど🙇‍♀️)、ほぼセリフが無いのになぜだかイメージに合ってた、青司役の仲村トオルさんも👍でした✨
ストーリーも、ほぼ原作通りな感じで……ロケーションも含め、作り手さんが本当に原作を大事に、理解してリスペクトしている空気は伝わってきましたね😌だから、キャスティングもうまくいっているのかな👏

たぶんいろんな人が言っていると思いますが、私もできたら、もういくつかの館シリーズだけでも、映像化していただけたらと思います。迷路館とか人形館みたいに「さすがに、こっちは無理だろ🤔」と思われるものにこそ、また挑戦してみて欲しいなぁ~💪✨

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