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2021年は「健康経営」の一年になるのか

こんにちは、My Better です。

今後、発信していきた内容の一つでもある健康経営について触れてみたいと思います。

健康経営って?

色々なところで健康経営とは?と語られてきていますが、平成26年度から「健康経営銘柄」の選定、平成28年度から「健康経営優良法人」の認定が創設され、認知が広がってきています。

「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。
出典:経済産業省

早い話が「従業員の健康に気をつかって、会社としても良くしていきましょうよ」っということです。

2021/4/25. 追記
My Better では、健康経営サポートを実施しています!
サービスサイトが以下のページにて公開になりましたので、是非ご覧ください!

そもそも健康に対してのハードルが高し

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よく言われるのが、日本のフィットネス人口はまだ3%しかいない!だからこのフィットネス人口をもっと上げねばならん!(アメリカは18%ぐらいと言われています)ですが、そもそも保険制度が違うことからアメリカの医療費は増大し、自分で自分の健康を守らねばめちゃくちゃお金がかかってしまうという背景の違いがあります。

極論ですが、日本でご老人の方が街医者に通う≒アメリカでジムに通ったり散歩したりするに近いものがあります。

となると、体に何かあると病院に行き、治療する治療医学がメインですが、アメリカなど医療費が高い国では予防医療の重要性が増します。

そのためその医療費や予防医療にかけるお金などをサポートするサービスが多く、放っておいても健康経営化していくアメリカ企業と違い、違う角度からアプローチすることが重要になってきます。

健康経営にもハードルが

企業の健康への取り組み「健康経営」は、素晴らしい概念・取り組みなんですが、実際に導入するには色々とハードルがあります。

もし、健康経営に取り組むのであれば福利厚生と密接に関係してきます。
しかし、その一人当たりの福利厚生費の平均は近年減少トレンドです。

2019年度に企業が負担した福利厚生費の平均は、従業員一人につき月額108,517円で、2018年度と比べて5,039円の減少となった。また、福利厚生費のうち、法定福利費は84,392円となり、2018年度よりも3,796円減少している。それと同時に法定外福利費も、2018年度より1,244円減少となる24,125円となった。
出典:日本の人事部

福利厚生とは、法定福利厚生と法定外福利厚生の二種類あり、健康経営に関する費用が発生する場合、取り組みの多くは法定外にあたります。

業種・職種などそれぞれ様々な環境・人・モノがある企業活動において、中長期的な視点で捉えることが必須な健康経営の導入は難しいと捉える企業もまだまだ多いです。

取り組みそのものが、企業の医療費削減、従業員の生産性向上、ブランディング、採用面での期待向上など良いのは分かっているけど、すぐには目の前に効果が現れない・実態として感じにくいといった事情もあり二の足を踏む企業も多いかと思います。

しかし、直近の調査では法定外福利厚生のなかでヘルスケアサポートへかける費用は増加傾向であり、今後もこのトレンドは続くと思われるため、健康経営に取り組む企業の増加、行政の対応などによって今後もこの流れは加速するかと思います。

2021年3月、最新の健康経営企業が発表!

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出典:経済産業省

2020年度の健康経営優良法人認定の発表が先月ありました。
なんと、2020年度の申請数は昨年の約1.5倍増の9,403件、認定数も約1.6倍の7,934件となりました。これは初年度の2016年度の318件から約25倍ほどに拡大しています。

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出典:経済産業省

ほぼすべての業種で増加傾向、ほぼすべての都道府県で増加傾向という結果となり、この健康経営というトレンドそのものは密かに盛り上がりを見せているといっても過言じゃありません。

今後の健康経営の流れ

コロナ禍でリモートワークの浸透が急速に広まった2020年度、コロナ疲れなど心身の健康状態を心配する声も多く聞く一年でした。そのなかで健康経営の申請数・認定数のこの増加は、企業が従業員の健康を守らなければいけないという姿勢の拡大とも捉えられます。(この健康経営の申請は、8月頃から11月頃のため、企業ができることを探した結果かもしれません)

新年度が始まり、これまでの福利厚生から健康を守る福利厚生への流れなどもあるかもしれません。第四波の感染拡大に備え、リモートでの健康維持を守る必要も出てくるかもしれません。

いずれにせよ、現状ではまだまだ数年前とは違う環境での心と体の健康を維持しなければいけない状況が続きます。できることから健康に関する取り組みを進めていくことができると良いですね。

My Better も健康経営サポートとしてのサービスも準備中です!ぜひ、ご興味のある方はnoteをフォロー・スキしていただけると続報をお届けできるかと思います!

次回の健康経営に関する記事は、My Better が健康経営への研究を通して得た知見( & 健康経営に関する研究について)をお話ししたいと思います!

2021/4/25. 追記
My Better では、健康経営サポートを実施しています!
サービスサイトが以下のページにて公開になりましたので、是非ご覧ください!


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