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【発表間近!】最新の健康経営認定基準

2021年度の健康経営優良法人の認定基準がもうすぐ発表されます。

今回の記事では、今年の認定基準についての最新情報について記事を書いてみたいと思います。

昨年までのおさらい

少し空いてしまいましたが、少しずつ記事も更新していきたいと思います。

健康経営優良法人の認定は、昨年度の申請数は前年の約1.5倍増の9,403件、認定数も約1.6倍の7,934件となりました。

拡大傾向となっているなか、認定要件に少し変化があり、評価・改善などが重要視されるようになってきました。

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出典:経済産業省

今年の健康経営は何か変わる?

今年度の変更については、実際はまだ分かっておらず、詳細は今月中に発表と経済産業省はHP上でコメント。しかし、案としてすでに浮上している認定要件の変更もあります。

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出典:経済産業省

<大規模・中小規模共通>
①新型コロナウイルスを踏まえた取り組みの評価見直し…BCP等による施策の実行検証をして必要な見直しができたか
②喫煙対策に関する取り組みの選択必須要件化
<大規模限定>
③後期高齢者支援金の加算制度との関係見直し
<中小規模限定>
④健康経営の評価・改善の必須化
⑤健康課題の把握、具体的対策項目の実施項目数の増加(「健康課題の把握」1→2項目、「従業員の心と身体の健康づくりに向けた具体的対策」3→4項目)

これら3点は、3月に行われた健康投資ワーキンググループにて議題に上がっていた内容で、案として上記の項目が提示されています。

そのワーキンググループにて色々と議論がなされていたようで、そちらの資料・議事メモから今後、経済産業省が目指したい健康経営の方向性を紐解いてみます!

経済産業省が目指す、これからの健康経営

経済産業省が目指していきたい方向性・取り組みたい野望は大きく2点あるかと思います。

1. ESGと健康経営を関連づけ、健康経営に前向きに取り組む企業を増やしたい
2. 取り組む企業を増やすため、健康経営に取り組む企業の情報開示を進めていきたい

1. ESG×健康経営

ESGは、Environment/Social/Governanceのことを指し、環境・社会・企業統治の頭文字をとった略称で、これら3つの観点から、社会を、そして世界をいかにして持続可能にしていくかを考え、そして行動しようという世界的な取組みです。そして、これを投資に応用するのがESG投資です。

従業員の健康、すなわち人の健康を対象とする健康経営は、ESGのSocialにあたり、ESGに取り組む健康経営企業が評価され、ESG投資を受けられるようになるのか...といったことに経済産業省は関心があります。

ESG投資は実際すでに各方面で進んでいて、企業をESGの観点から評価するESG指数が存在します。

https://www.toushin.com/faq/benchmark-faq/esgindex/

企業の健康経営の評価を数値化し、ESG投資としても評価されるようにしていく方向性は間違いないでしょう。

2. 情報開示

健康経営に取り組む企業を増やすには、なぜ健康経営に取り組むべきか・そのメリットは何かをより広く伝えていく必要があります。

健康経営優良法人の認定を取得した企業の情報開示が進めば「あの企業がやっているからウチも取り組もう!」「業界的に合っていないのかと思えば、〇〇社もこんな形で取り組んでいるんだ」と、取り組みを進める企業が増えるのではないかと考えられます。

そのため、もっと分かりやすく企業のパフォーマンスを示し、健康経営に取りくみやすいように情報開示していくためのパフォーマンス指標について議論しているみたいです。

毎年、秋までの提出

健康経営の申請期間は、毎年夏頃から秋頃。そして来年の春ごろに発表される、という流れは今年も一緒でしょう。

感染症対策もあり、なかなか企業活動も思うようにいかないところも多いと思います。

しかし「できることから始める」が健康経営の合言葉です。

今からでも健康経営に取り組みだすことを目指していきましょう。

そして!
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