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住宅ローンアドバイザーを取る君へ

この記事で書きたいこと

  • 住宅ローンアドバイザーの認定は2ヶ所で受けられる

  • 値段を取るか、講座の内容を取るか

  • 非専従者には高くても「住宅金融普及協会」をゆるく推奨

住宅ローンアドバイザー、知っていますか?

突然ですが、ITエンジニアですが「住宅ローンアドバイザー」という民間資格の試験にパスしておりまして。
その後に環境が取得必須扱いになったので、あとから知ったこともあるのでまとめてみました。

住宅金融普及協会

Web 講習+会場効果測定あわせて 23,100円で受験できます。
WEB で受講するか、 DVD を会場で集団受講するかの2パターンあるのですが、新型コロナの感染拡大防止のため、2022年時点では WEB 受講のみの受付となっています(僕はこれを受けました)

  • 基礎編と応用編に分かれた動画学習

  • 住宅ローンアドバイザーテキスト付

  • 合格後、協会登録により「住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー」の登録者証(カード型)を発行できます(登録料 … 11,000円)

金融検定協会

知識がある人向き? 受験料のみ 6,300円で受験できます。
試験対策として、養成講座を受講するか、問題集を購入し自己学習するようです(ようです、と書いたのは、僕は住宅金融普及協会側で受講したので、金融検定協会はサイトに書いてある情報しか持っていないため)

  • 住宅ローンアドバイザー養成講座 … 10,000円(税込)

  • 住宅ローンアドバイザー認定試験模擬問題集 … 3,040円(税込)

  • 合格時に修了証書が交付されます

2つの団体、どう違うの?

金融検定協会は一般社団法人、住宅金融普及協会は一般財団法人(国土交通省所管)という違いがあるようですが、受験する側からするとあまり違いが分かりません。
めちゃ詳しい人がいたらコメント残してくれたら嬉しいです。

なお、どちらの団体も「住宅ローンアドバイザー」としてのスキルを測るためで、不動産事業者や金融機関に勤める上で必須の資格ではありません。

ちなみに、wikipedia の住宅ローンアドバイザーの項には4団体書かれていますが、日本住宅ローンアドバイザーズ協会は金融検定協会に吸収、全日本不動産協会は年1-2回と書かれています、ホームページから住宅金融普及協会経誘導されるため、実質2団体のみの現状のようです。

どっちの協会で取得すべき?

先述の通り、協会の違いが分からないので、実体験を踏まえた上での評価になりますが、住宅ローンに関する専従者は「金融検定協会」で合格を目指せると思います。

一方で、僕のように非専従者の場合、住宅ローン早見表を見るのに時間がかかったり金利計算など慣れない計算に詰まったりもするので、個人学習よりは腰を据えて基礎からの動画で順番に学ぶほうが理解しやすいです。

また、受験だけで3倍近い金額差はありますが、金融検定協会でも一度落ちると金額的にトントンに迫る(市場や法改正の影響を受けるのでテキストも買う羽目になりそう)ので、非専従者は1回で取ることを目指し、高くても住宅金融普及協会での学習をオススメします。

住宅ローンを学ぶことについて

日本一住宅ローンに詳しい男によると、住宅価格を下げるよりも住宅ローンや金利を下げるほうがインパクトが大きいとも書かれていますね。
これから家を買う方へ最適な住宅ローンが組めること、専従問わず住宅ローンに関わる人には最適な住宅ローンの提供につながる入り口になると思うので、これから受験する人の参考になれば幸いです。

追伸
自分が買う時にHLA資格知識があったらよかったなぁ。


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