We're All Alone/Boz Scaggs #22
ボズ・スキャッグス
"We're All Alone" 1976年リリース
ボズ・スキャッグスは1970年代後半から1980年代にかけて流行した、アダルト・コンテンポラリーを代表するアメリカのシンガー、ギタリスト。
「ミスターAOR」「AORの帝王」
などとよばれる。
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よくでてくる"AOR"
わかってるふりしてるけど、ほんまにわかってるかと聞かれると、、、
ならば調べよう。
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◆ AORとは ◆
アダルト現代音楽、大人向けのロック
"Adult-Oriented Rock"の略。
1980年代の日本で音楽用語として用いられた。
代表的なシンガーはボビー・コールドウェル、ボズ・スキャッグス、クリストファー・クロス、1974年以降のシカゴなど。
アメリカでは、音楽性の近い用語としてアダルト・コンテンポラリーという呼称で呼ばれている。
そもそもアメリカでAORとは、「アルバム」を重視した作品群を意味するジャンル、
"Album Oriented Rock"のこと。
そして、"AORは"聴き心地が良く、爽やかなサウンドだったため、音楽の解釈が様変わりし、"Adult Oriented Rock"として、日本に定着するようになった。
◆ AORの特徴◆
音が洗練されている
(まさにAudio-Oriented)
バックミュージシャンはジャズ・フュー
ジョン系のプレイヤーが多い
昔は廃盤だらけだった (最近は再発ブーム )
アルバム単位で聴く
ジャンルとしての全盛期は'80年代
◆日本のAORシンガー ◆
"竹内まりや"
"山下達郎"
"寺尾聰" ←賛否あり 私は賛成
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定義はだいたいわかったんやけど、
そもそも『後付け』のようやな。
当時のレコード売り場に
"AOR"というジャンルはなかったらしい。
リリースされた曲ありきで、
「これ、AORね♥️」
というイメージなのか?
いろんな話を読めば読むほどややこしかったり、奥が深いので、こんな感じでご勘弁を。
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最後に、、、
"We're All Alone"
という題名。
発売時につけられた邦題は
「二人だけ」
リタ・クーリッジのカヴァーは
「みんなひとりぼっち」
この解釈にも諸説あるらしいけど。
私は、「二人だけ」という響きにやられてしまいました。
今日は'70年代洋楽でした。
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