プロの煽り

FAVのクラロワ監督のおこめちんさんがTwitterでこんなつぶやきをされていた。

「競技を頑張ってます」って言ったって、例えばそれを見に来る人がいなきゃ収益なんか生まれようもない。例えばその映像を誰かが買ってくれなきゃ、例えば自分たちのグッズを誰かが購入してくれなきゃ、ビジネスになりようがないんですよ。

と武井壮さんが語っている。
https://real-sports.jp/page/articles/260242431734186843

当たり前じゃーんって思う人もいるかもしれないけれど、実際これを理解してる人って一握りで。僕も理解してない。行動が伴わないのは理解していない証明だ。

クラロワのプロリーグで言えばまず視聴数が大事だと思っている。
ユニフォームに刻まれているロゴは飾りじゃなく、それを見て企業を認知してもらう為に存在している。その為に企業はお金を払ってユニフォームにロゴを入れる。
なので、映る回数の多い選手は企業からしたら価値のある選手になる。
だから選手は映る回数を増やす為に勝つ事が求められる。

選手に広告効果を期待して投資しても、赤字垂れ流してたら企業も撤退だ。

そして視聴数を伸ばすのは母体のゲームの努力もそうだが、選手の努力も求められる。
クラロワがどのくらいかは分からないが、他の競技を見てる限りではプレイはしていないが競技は見る、いわゆる「動画勢」が増えてきている。

画像1

abemaでやっているMリーグなんかはこんな感じで、リアル麻雀だけの人や、ゲームの麻雀だけの人より多い。結構な数字だと思う。
選手個人はこの動画勢を呼び込む力が求められる時代だと思っていて、クラロワ界隈だけではなく、他の界隈に登場したり、多方面に発信するというのはとても大事なアプローチだと思っている。
FAV所属でレッドブルアスリートのけんつめし選手はこの活動を精力的に行っているので、プロだなーと凄く思う。

だから、煽りを認めるべきだって人達は意味が分からない。
クラロワに煽りというイメージを世間的に付けて、それは前向きなイメージになると思っているのだろうか。

https://twitter.com/Wing_CR/status/1196665254941343745

プロの選手達とかかわりがあって、公式で解説してる方ですらこう言うのだから、この界隈を前に進めてるのは思った以上に少数の人達なのかもしれない。

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