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理解者という名の依存者の恐怖: 「舞いあがれ!」

こちらでは久しぶり (笑)。

昨日あたりから、「舞いあがれ!」 界にてマウンティンガ―秋月史子氏が
気炎を吐いているようですが 🤣

TL のみなさんの解像度も高くてすばらしいです ✨

これこれ、私も気になった。
ストーカー気質の人って、自分にとって都合の悪い事象は都合よく脳みそ
から抜け落ちるんですよね。

認知の歪み、それな。



リュー北條氏は疑いようもなく俗物だけれど、貴司くんの才能はいちおう
本気で買っているのよね。
秋月さんに 「なんでいるの?」 「本音は?」 「じゃあ2人でわかりあってれば?」
とズバズバ言っちゃってくれたところには拍手 👏
(対して、秋月さんが答えた建前も本音もどっちも真実じゃないという)

リュー氏のいうような読者を意識した創作は、人の目を意識したいやらしい
ものになってしまいがちだと私は思う。
小中学生の読書感想文とか折に触れての決意表明みたいに、意思や感性が
不安定な状態で大人におもねるチョイスをしているにすぎないのと同様に。

新境地に踏み出させたいのなら、うまく誘導しないと。
「殻を破って」 と言われて殻を破れる人なんていないでしょ?
「フィクションでもいいから」 では 「嘘・心にもないことでもいい」 と言って
いるように受け取られるでしょう。

映画や小説、漫画でもいい、登場人物の誰かに自分を投影するとか、恋愛に
限らず好きな食べ物とか行きたい場所への渇望とか、小動物を可愛く思う
気持ちなんかを、うまく練りこんで、読者が好きに自分の思いを投影できる
作品にしましょう ―― とか、素人の私だってこの程度なら言えますけど。
伝える力が乏しいのは、編集者として致命的だと思うぞよ。
まあ理解者気取りの人よりはいいかもしれないけどさ (← トゲ)。



理解者気取りといえば。
もう10年以上前のことになるけれど、某ジャンルで二次創作をしていた時、
私の書く小説がすごく好きだと言ってくれる人がいて (その人は絵描き)、
それはすごくうれしかったんだけど、交流を深めるにしたがい、なんか変
だぞ、と思うことが多くなって・・・ (;'∀')

私が作品を公開するたびに、「これってこういうことですよね!」 と熱く
語ってくれる感想が、「全然そういうつもりじゃなかったんですが・・・💧」
ということばかり。
具体的にいうと、どこにそんな要素があるのさ? という内容なのに、いち
いち BL 的解釈に変換してしまうという 💦

当時の私は、BL 自体は否定しないし、見たり読んだりするのもやぶさかでは
ないし上手い作品だったら感動もするけど、自家発電はしないしできないし
したいとも思わない、というスタンスだったので、BL カップリングガン推し
のその人の解釈には 「お、おう」 ってな感じだったんですよね。
ただ、ひとたびリリースしたものをどう受け取るかは受け取る側の自由だ
とも思っていたので、特に反論はしませんでした (でも肯定もしてない)。

そしたらその人、どんどん私の創作に口出しをしてくるようになって。
新しい作品を公開すれば、その内容に自分が影響を及ぼしたみたいなことを
人目のあるところでにおわせる、私のサイトのレイアウトや色使い、一度に
掲載する字数、日記の内容にまで介入してくる、私は書いたものをネットで
発表できれば満足でオフライン出版には興味がないと言っているのに何度も
本を作るのを勧めてくる、何より彼女の好きな CP のエロを書けエロを書け
がしつこくてかなりストレス 😓

書け書け言われて書けるようになるわけもない、というのはリュー北條氏と
同じで、自分こそが理解者であり創作をコントロールできると思いこむのは
秋月さんと同じという、恐怖のハイブリッド 😱

彼女とは一度だけイベントで顔を合わせたことがあって、きれいな人だった
けれど目がすごく怖いというか、キ○ネ憑きを思わせる目がすごく印象に
残っています。
(彼女、自分の容姿に自信があったらしく、よく自画像をアップしたり当時
 としてはめずらしくサイトに写真を載せたりしていたのですが、奇跡の
 1枚というのか、あの目つきのヤバさをうまく隠せていたのが驚きでした)

何度か 「自分の本を送るから住所を教えて」 と言われたんだけど、のらり
くらりかわして教えなくて本当によかった、と後で思うことになります 😓
のらりくらりではなくきっぱり断ればよかったんでしょうが、当時の私は
「ネットでのやりとりは、顔が見えないぶん慎重にていねいに対応しないと
トラブルのもとになる」 という信念を律儀に守っていたもので 💦
ていねいに接したところでトラブルが起きるときは起きるというか、押せば
なんとかなるやつとみなされちゃうと、オンだろうがオフだろうがやっかい
な人ホイホイになってしまう、という教訓。

だから貴司くんは 「それちがーう!」 と言っていいし、舞ちゃんもそんな
気弱そうなリアクションしなくてええんやで、と言いたい。

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