コロッケ店長(コロッケ)
※「おたからや」のフランチャイズ契約を巡るトラブルについて、今年の9月初旬にその実態(経営側の悪質)を伝えるニュース記事がいくつか出ていました。それを受けてこのnoteはしばらく非公開にしていましたが、ニュース以前に書いたものであること、コロッケさん・丸りおなさんの写真だけに焦点をおいた内容であることから、とりあえずは公開の状態に戻すことにしました。決して、契約に関し被害に遭われた方々を揶揄した文章ではありませんが、申立があれば記事は削除致します。
コロッケの不思議なチラシが入ってくる
家で新聞を取っているんですが、新聞を取れば当然いろんなお店の折込チラシもついてきます。
私の住むエリアでは「おたからや」という貴金属買取店のチラシがよく入っているのですが、今回はまずそれを見ていただきたいのです。
チラシの内容についてはそんなに見ていませんので、みなさんも見なくて大丈夫です。
私が見てほしいのは……ここ!!
この人は言わずと知れたものまねタレントのコロッケさんですよね。愛知に住んでると結構色んな場所でこの人が写ったポスターを見かけるんですが、愛知でなくても見かけるのかもしれません。世間の方の認知度はおそらく相当高いでしょう。顔だけで名前なんてわかっちまいます。
なので、
(コロッケ)はいらねえだろと思います。
「コロッケ店長」だけではいけなかったのだろうか? あるいは「店長(コロッケ)」でよかったのではないか? 本当の店長ではないのに店長と書いてしまうと問題が生じるのか? 色々考えました。
考えがまとまらないうちに、ふとチラシの別の部分に目がいき、衝撃の事実が明らかになりました。
コロッケさんのほかに、丸りおなさんという方も写っています。
え!??
(タレント・女優)!???
じゃあ(コロッケ)って……
職業!???!??!!??!
別のチラシは完全に無秩序で、りおな店長には(丸 りおな)に加え「※女優・タレント」と注釈がつくのに対し、コロッケ店長はやはり(コロッケ)と添えられているだけです。
なぜ表記を揃えないのか?
この、コロッケさんと丸りおなさんでは知名度が違いすぎるとでも言いたげな表記ゆれは、丸りおなさんを不憫にさします。これはいけない。
それで私は、いつか表記が揃うことを信じて、おたからやのチラシが折り込まれているたびにそれを保管することにしたのでした。
数ヶ月が経ち、手元には11枚が集まりましたが、すべて「コロッケ店長(コロッケ)」でございました。
ただ、コロッケさんの写真にいくつかバリエーションがあることはわかりましたので、この記事でそれらをまとめておこうと思います。
こんなにありますのでゆっくりひとつひとつ見ていきましょうね。
次の章で見ようね。
いろいろなコロッケの一覧
ガッツポーズコロッケ(5枚)
比較的大きく印刷されていることが多いコロッケ。ただし下半身はすっぱり切られており全身を見られることはおそらくないと思います。これに限らず全てのコロッケが上半身のみです。
サムズアップコロッケ(1枚)
ガッツポーズコロッケとは微妙にポーズが違います。ただし大きな違いがないため使い道がいまいちないようで、登場はチラシ11枚中1枚のみ。
おてて差し出しコロッケ(2枚)
正面を向いているに関わらずほとんど使われていません。しかも右のコロッケは、手の上にお札のレイヤーをかぶせられてしまいました。ディズニーランドのホーンテッドマンションという乗り物に、墓場の裏から人の上半身が飛び出てくるゾーンがありますが、それに酷似しています。
スタンディングコロッケ(11枚)
テレビに出る時の衣装を着たこちらのコロッケは、チラシ内のアクセスマップを記したエリアに配置されており、どのチラシにも必ずいらっしゃいます。ちなみに私は「ドン・キホーテ刈谷店」には年に一回ぐらい行きますがこんな店が敷地内にあることを全く知りませんでした。
ティーチングコロッケ(6枚)
ガッツポーズコロッケと双璧を成す、メイン・フィーチャード・コロッケ。大見出しだけでなくわずかな余白に挿入される場合もあったりと、非常に取り回しに優れたポージングです。
ガイディングコロッケ(3枚)
営業服でなかったらもっと使用頻度も高かったかもしれません。確認できるコロッケの中では最も小さく、丸りおなさんの周囲に添えられています。
そのほかのコロッケ(1枚ずつ)
これ使うなら他のでええやろ、とみなされているであろうコロッケ。なるほど確かにここまでに出てきたものと似通っています。
丸りおなさん
実は丸りおなさんもかなりバリエーションがあって、またチラシによってはかなり大きく載っていることもあります。宝物を両手で見せる写真は左右反転してまで使われている。
時計が動かない谷村新司
11枚のチラシのうち1枚だけに登場した激レアキャラクター。おそらくコロッケさんが演じているのでしょうが、あまりに小さいので、多くの人は谷村新司本人と見まごうでしょう。本人ならすげえギャラ高いと思うよ。
以上がチラシに登場する図柄です。
こんなにたくさん種類や枚数があると、なんかに使えないかなあと考えちまいます。「コロッケめくり」やっときますか??
「コロッケめくり」で対決しよう!
紹介したコロッケらを使って、誰でもできる簡単なゲームを考案しましたので、みなさまにもぜひプレイしていただきたいと思います。
●基本ルール
10枚のコロッケを選び、
レア度に応じて持ち点をつけました(右上①~③)。
これをシャッフルして、山札にします。
そして先攻・後攻を決め、1枚ずつ互いに引いていきます。
手前(画面下)側を私、もう片側をあなたとして、各コロッケの合計点を足していくと、私の合計獲得点は1+3+1+2+3=10、あなたは1+2+1+2+2=8ということで、お前の負けです。
●ひとつ上の駆け引きを目指そう
これだけでも十分に楽しめると思いますが、それぞれの札に固有の効果を追加することでさらに奥深さを増していきます。
たとえば、1点しか持たないスタンディングコロッケですが、4枚揃うと特別に2点加算というふうにしてみましょう。
あなたの手元にスタンディングコロッケが揃っているので、素の合計点「1+1+1+1+3=7」に「2」が加算され、「9点」になりました。しかし私の合計点は「2+2+2+2+3=11」なので、お前の負けです。
特殊カードを追加したらどうなるでしょうか。丸りおなさんは、ひとつ前に出したカードの持ち点を2倍にすることができます。1枚のスタンディングコロッケが2点になり、さらに特殊効果で+2され合計は「7」ですのでまだお前の負けです。
なら、丸りおなさんが「これまでの合計点を2倍にする」効果だったとしたら?
スタンディングコロッケ4枚で4点、これを2倍にして8点、さらにスタンディングコロッケの効果でもう2点! これでどうだ!?
10点なのでやっぱりお前の負けです。
さらに追加してみます。時計が動かない谷村新司は、相手のカードを1枚選んで破壊することができますが、何を破壊しようがお前の負けも動きません。結局のところは、スタンディングコロッケが4枚揃ってしまうとその時点で負けだということです。
スタンディングコロッケの「4」とエビルナイト・ドラゴンの「2350」に2を加え、あなたの合計点は「2356」になりましたが、お前の負けです。
エビルナイト・ドラゴンを使用するのはルール違反ですから、絶対に行わないでください。
良バランスを目指してカードの効果を考えたり新たなカードを追加することが今後の目標ですが、対戦ごとにお互いのさじ加減でプレイしてしまってもいいと思います。開始前に20分ほど話し合ってその時々のルールを定めてください。
●俺は誰の挑戦も受けます
今後、私は常にセット一式を携帯して外出しますので、街で私に出会った時はためらいなく勝負を申し込んでください。
また、これを読んで自分も自分のセットが作りてえと思った方は、東海エリアに移住して新聞を数ヶ月購読することで簡単にコロッケが揃いますから、ぜひトライしてみてほしいです。
なによりも「コロッケめくり」の素晴らしいところは、1プレイにかかる時間がとても短いこと。あなたが友達と出かけたとき、どの店で晩ご飯を食べるか? どの映画を観るのか? 色々な場面で意見をぶつけ合うことになるはず。その時、ポッケからセットを取り出し、こうやって言えばいいんです。
「コロッケめくりで決めるか?」
すると相手はこう答えるでしょう。
「じゃんけんでよくないすか??」
私もそう思います。
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