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#059 選挙の学習を選挙前にやってみた(6年社会)

2022.6.20.
以前も書いたが、私は学生の頃から、社会が苦手だ。
小学生の頃はおそらく受験の影響もあり、社会では「地形」だの「法律」だの「特産品」だの「歴史上の人物名」だの「年号」だの…暗記ばっかり!
意味もわかってないしそもそも興味がないから全然覚えられない!

数年前から社会派ブロガーの「ちきりん」さんの発信にどハマりし、自分の苦手としていた社会についてこんなにも多面的に考え分かりやすく伝えてくれる人がいるのか!と感動。
ようやく少しだけ興味がわいてきた…と言うか、その発信を見たり聞いたりしたことで、やっぱり自分は社会について理解していないことが多いのだと再認識できた。

※特にオススメのブログ↓

そして、退職した今、まさに社会に関する知識がないと大変だということを痛感…知らないと損することっていっぱいある。



前置きが長すぎた!
そう、選挙の話。

6年社会は歴史・政治・国際などがあり、教科書会社によってもその順序は違う…のかな?
歴史が楽しいという子は多いが、政治については結構不人気。己の授業力の問題と、そもそも内容がちょっと難しいのと、なかなか自分との繋がりを感じにくい(本当はすごく繋がっているんだけど…)ためだろう。

できる限り、身近に感じられるように進めたい!

そんな中、2年前の選挙の学習は、ちょうど都知事選の前日に行うことができた。(意図していたのか偶然だったかは記憶にない。)

国会や税金の話から選挙につなげてみると、子供たちから「明日は都知事選だよね」という言葉が出てきた。ニュースでも多く取り扱われていたからだろう。

用意していたもの
◆家に届いていた投票所入場券
◆家に届いていた選挙公報
◆先輩に借りた模擬選挙セット

①税金の話(使い方を決める人は誰?)

②模擬選挙(どんなことを考えて投票する人を決める?)

③投票率の話(どのくらいの人が投票してる?)

こんな流れでやってみた。
模擬選挙、かなり白熱!普段はあまり意見を言わない子が急に演説みたいなのを始めたりして、みんなで大爆笑。そして投票→開票。

振り返りでは
「やってみると迷う」「(選ぶのが)難しい」「選挙に行こうと思う」
などという言葉が出ていて、こちらも楽しかったし嬉しかった。

授業後の様子↓

選挙公報に集まる子供たち



社会が苦手な自分にも、実物(投票券や公報)・体験(模擬選挙)・タイミング(実際の選挙前)が揃うと、子供たちが生き生きした顔をしてくれる授業ができるんだな、と実感した授業だった。


ちなみに…絶対に今使わずに、いつか社会の授業で見せてあげよう!と思って保管したものとして「アベノマスク」がある。これは家のクローゼットに永久にしまわれたままかもしれない。。。

#教員エッセイ
#授業実践記録
#社会政治単元

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