私を語るのに『育てる』ことについて語ることは必然

現在3歳と1歳半の息子を育て中です。

私が人間の母になる15年前から犬のこころや体、飼い主様との関係を『育てる』というテーマをどこまでも探究してきて、どこまでも自分の時間を注いできた。

決して育てることが好きではなくて、

育てることを仕事にしたかったわけではなく、

犬の訓練士になりたい!
と12歳の時に思い立ってから紆余曲折の末

私と犬をつなぐ世界は『育てる』ことに集約されていました。

そんな私ですが、
息子たちの子育ては犬育ての経験をフルに活かして最高に楽しい作業となるだろう!
という期待を真っ向から打ち砕かれるくらい育て下手なのだと自分の不得意を受け止めているところです。

犬育ても下手でした。

訓練士になるまでに20年近くかかって、
独立当初は私が世に出て仕事をしていいのか?と怯むほど公私共に頼りなさいっぱいだったと思います。

犬たちが育ててくれました。
そして犬たちから学んだことを私は人に伝えることで関係を育むという視点で人と犬を結び、関係性を躾や訓練以外の側面から築く術を見つけました。

今日子育てが下手過ぎて本でも読んでみようと本屋さんで手に取った教育本をパラパラとめくった時、下手過ぎて訓練士には向かないわーと20年の時間をドブに捨てる勇気を持った日の自分を思い出して、

あー、この出来事からnoteの記事を書き始めようと急に思い立った次第です。

ポンコツの母はきっと息子2人に人間を大人になるまで育てるとはどういう事なのかを教わるのだと思うのですが、その日常と私の歴史である犬育ての歴史を織り交ぜて書いてゆこうと思います。

そんな私の名前は朱かね。
秋生まれなので秋茜から。

お見知り置きを、そんな気持ちです。

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