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自由設計研究室 STEP5 見積り内容を決める

自由設計のプロセスを、阿佐ヶ谷ハウスの設計を担当する株式会社コプラス設計者へのインタビューを通じで紹介して参りました自由設計研究室。最終回です。テーマは「見積もり内容を決める」です。

※阿佐ヶ谷ハウスにおける自由設計受付期間は工事の進捗に伴い終了しております。また、自由設計のスキームは物件によって異なりますが、阿佐ヶ谷ハウスでの一例をご紹介しております。

見積内容を決める(阿佐ヶ谷ハウス 自由設計ガイドブックより)

選定した間取りや仕様、仕上げをもとに設計者が作成した図面等で施工会社へ見積もりをとります。ご予算と見積額を照らし合わせて、最終的な工事内容を決めていきます。

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ワンポイントアドバイス!コプラス設計者永久さんに聞きました。

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―予算内で満足のいく自由設計を叶える極意を教えてください。

自由設計では、自分たちが大事にしたい部分にはしっかりと予算をかけられる(細かくカスタマイズした機能的なキッチンや、肌に触れる質感を重視したフローリング材など)一方、シンプルなつくりとして予算を抑える(キッチンの天板は天然石ではなく人造石とするなど)工事金額を調整していくプロセスがあります。夢をつめこんで膨らんだところから余計な贅肉をとっていく、ある種ダイエットのような感じでしょうか。自分たちの優先順位を整理して予算のかけ具合にもメリハリをつけると、空間としてもそれが表れて、全体としてこなれた自然な感じになってきたりします。予算少し超えたくらいの見積が出てきてからがむしろ勝負のようなもので、このプロセスが意外と重要だったりしますね。

おわり

W 関電不動産開発 中平

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