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2019年観劇録

今年もたくさん演劇見た!
最高最愛の劇団おぼんろの出会いもあり。それきっかけで自分のエンターテイメント至上主義を身に染みて自覚した一年だった。

おぼんろ以前以後で、わたしの観劇史を語れそう笑

途中で疲れて観劇記事書くのをおやすみしちゃったけど、年明けからはまた書きたいな。来年も観劇に溺れたい!!!

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【1月】
・『画狂人 北斎』
・『画狂人 北斎』
・『画狂人 北斎』
・『画狂人 北斎』
・『画狂人 北斎』
・『LikeA-room2-』

【2月】
・劇団献身『怪童』
・タカハ劇団『僕らの力で世界があと何回救えたか』
・『泪橋ディンドンバンド3-泥まみれの月-』
・『泪橋ディンドンバンド3-泥まみれの月-』
・『泪橋ディンドンバンド3-泥まみれの月-』

【3月】
・パルコ・プロデュース『世界は一人』
・『舞台どろろ』
・知人主宰の舞台
・『Black Bird』

【4月】
・『ミュージカル薄桜鬼志譚-風間千景篇-』
・『ミュージカル薄桜鬼志譚-風間千景篇-』
・『ミュージカル薄桜鬼志譚-風間千景篇-』
・『ミュージカル薄桜鬼志譚-風間千景篇-』
・『ミュージカル薄桜鬼志譚-風間千景篇-』
・『SPECTER』
・『ミュージカル薄桜鬼志譚-風間千景篇-』
・『ミュージカル薄桜鬼志譚-風間千景篇-』
・『ミュージカル薄桜鬼志譚-風間千景篇-』
・『舞台PSYCHO-PASS virture and vice』

【5月】
・劇団「地蔵中毒」『純喫茶“味噌夢”〜蜘蛛でもわかるアクリル製色即是空〜』
・仕立て屋のサーカス『仕立て屋のサーカス大博覧会』
・『COCOON -星ひとつ編-』
・『COCOON -月の翳り編-』
・イキウメ『獣の柱』
・おぼんろ幕間の物語『かげつみのツミ』
・おぼんろ幕間の物語『かげつみのツミ』

【6月】
・『舞台刀剣乱舞 慈伝-日日の葉よ散るらむ-』

【7月】
・劇団クロジ『ポリトゥスの蟲』
・『Kawaii歌舞伎』
・『MEMORY BOYS』
・壱劇屋『Pickaroon!』
・知人出演舞台

【8月】
・少年社中『天守物語』
・『LikeA -room3-』
・ヨーロッパ企画『ギョエー学校の七不思議』
・ロロCIRCLE#1『ホーム・パーティー』

【9月】
・知人出演舞台
・梅棒『ウチの親父が最強』
・柿喰う客『御披楽喜』

【10月】
・劇団チョコレートケーキ『治天の君』
・『ハリトビ』
・シリーズことぜんvol.1『どん底』
・『ハリトビ』
・果報プロデュース『ナイゲン』
・『ハリトビ』
・唐組『ビニールの城』
・知人主宰の舞台
・野外劇『吾輩は猫である』

【11月】
・イキウメ 『終わりのない』
・コンドルズ×豊島区民『Bridges to Babylon-ブリッジズ・トゥ・バビロン-」』
・劇団鹿殺し『傷だらけのカバディ』
・舞台刀剣乱舞『維伝 朧の志士たち』
・『おそ松さんon STAGE -SIX MEN’S SHOW TIME 3-』
・『おそ松さんon STAGE -SIX MEN’S SHOW TIME 3-』

【12月】
・『おそ松さんon STAGE -SIX MEN’S SHOW TIME 3-』
・所属サークルの公演
・友人出演の舞台

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45作品63本

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特にこれは良かったと思うもの

劇団献身『怪童』

上演台本を読むたびに涙ぐんでしまう。馬鹿馬鹿しいギャグ&ありえない設定てんこ盛りなのになんでこんなに苦しくなってしまうんだろう。生きていく中でどうにもならない事実、遣る瀬無い想い、そういったものたちをぎゅっと抱きしめてくれる作品だったと思う。名作中の名作。

『舞台どろろ』

3時間の大河ドラマだった。複線的にいろんなキャラクターの話が進んでいくけど、どれもが最終的に家族の物語に収束していく気持ち良さ。屋台骨がしっかりとある脚本に、動き回る装置の駆使、派手な殺陣や花吹雪などの演出、西田大輔の真骨頂という感じがいたしました。

ミュージカル『薄桜鬼 志譚』風間千景篇

一年間、薄ミュに対する想いを温め続けた末に見た風間篇はそりゃあ良かったですよ。志譚 土方歳三篇とあわせて永遠に後世に語り継ぎたい2.5次元ミュージカルの金字塔。コスプレショーだなんて侮っちゃいけない、これは新撰組の生き様を熱く濃く見せてくれる最高の作品だ!!!!!

『COCOON -星ひとつ編-』

開幕10秒で号泣したのは後にも先にもこの作品だけでしょう。末満健一、地獄の果てまでついていくぜと心に決めた。

おぼんろ幕間の物語『かげつみのツミ』

今年出会えて良かった劇団オブザイヤー、ぶっちぎり1位のおぼんろ。鮮烈な思い出。受付行ったらシロクマの格好をした人がいた時点で惚れ込んでしまったし、場内のミラーボールきらめく夢空間に足を踏み入れた瞬間に心中を決意した。大好き。物語の一部になって会場を歩き回るあの時間は本当に唯一無二だった。これからもついていきます。

舞台刀剣乱舞『慈伝 日日の葉よ散るらむ』

刀ステ愛してる。観劇後の胸が幸せで満たされた感覚を今でも鮮明に思い出せる。見るたびに、このシリーズを追いかけていて良かったと思わせてくれる。今までの過酷な戦いを見守ってきたからこそ穏やかな日日のうつくしさが胸に染み入ってしまう。

ヨーロッパ企画『ギョエー学校の77不思議』

コメディーとしての完成度がレベチ。ヨーロッパ企画は間違いない。全てを預け切って笑える時間をくれる。最高だった。

梅棒『ウチの親父が最強』

見た後に体が軽くなって「明日からも頑張ろう」と素直に思えるようになってしまう梅棒作品のデトックス効果は凄まじい。なんで私は梅棒の作品が好きなのか、この作品で改めて知れたと思う。舞台上で描かれるのがなんの偏屈もないまっすぐな愛だから。素敵だった。

劇団チョコレートケーキ『治天ノ君』

上質な作品とはこれのことを言うのだと思った。息を呑む2時間超。大正天皇のことはさほど知らなくても、置かれた場所で、必死に、泥水すすりながら、良く在ろうともがく姿に心打たれて。人間の生き様に真摯に向き合ったこの作品は一等うつくしかった。

野外劇『吾輩は猫である』

野外劇というものを路上演劇祭以外では初めて見た。観劇環境の快適さはかなり演劇の質に影響するし野外ってあんま良くないんじゃないかな...とあまり期待してなかったが嬉しい誤算だった。路上でやることに意味があり、数十名の大所帯キャスト陣であることにも、いま夏目漱石の名作をやることにもしっかりと意味が息づいていた。すばらしい。

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以上!来年もたくさんの作品と出会いがありますように。

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