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S4構築日記

S3の構築(https://note.com/my_reverie/n/n17a2dac52c14)を軸に始動…

S3以前から既に激重だった【ラプラス】が、遂に**キョダイマックス**なる力を手に入れてしまったため、当チームは解散の危機に瀕していた。

この事態に対抗すべく投入されたのは【ウオチルドン】であった。特防に補正をかけつつも、素早さに努力値を割いていないタイプの【ラプラス】より速く、キョダイターンを稼ぐ「みがわり」「イアのみ」と、「オーロラベール」を破壊する「サイコファング」に加え、削りを入れるための「いかりのまえば」を搭載した。望んだ成果を出すことはでき、序盤に2桁順位には到達したものの、対面から勝てる範囲がさすがに狭すぎた(ラプラスとウオノラゴンにしか勝てないと言って差し支えない)ために窮屈感が拭えなかった。加えて序盤~中盤にかけ【ラプラス】は数を減らしたように見えたため、お役御免となった。

半ば【ラプラス】を切る形で中盤戦を戦っていたが、ある対戦で【ドリュウズ@とつげきチョッキ】が「ダイアース」を連打することで「キョダイマックス」の3ターンを凌げてしまうことに気づいた。この手法は「じゃくてんほけん」を発動させることもなく安全性に富んでいた。そこで「かたやぶり」への変更に伴い効能が薄れた岩技「がんせきふうじ」を「かわらわり」に変更してみると「ダイアース」×3+「かわらわり」で綺麗に倒せる上に、「オーロラベール」を残さない立ち回りができるようになった。

―――その傍ら

S3で採用したところ非常に手に馴染んだ「おにび」「たたりめ」を採用した【ドラパルト】であったが、"相手の攻撃力を下げたい"という理由だけで「ダイマックス」を切り「ダイドラグーン」を選択せざるを得ないケースが割と頻繁にあったことや、ノーマルタイプ相手にドラゴン技を連打する局面が非常に多かったこと、役割対象と考えていた【カビゴン】に「のろい」型が増え始め「やけど」状態にしても攻撃上昇により押し切られてしまい負けてしまうケース等が増加傾向にあった。
そこで "この問題を打開できるような都合の良い技は・・・" と、藁にも縋る思いで技一覧を眺めたところ「ワイドブレイカー」に目が止まった。この技は威力こそ低いものの上記の問題点をすべて解決できてしまうご都合主義めいた技として映ったので喜び勇んで尻尾を振り回してみたところ、増殖していたカビゴン入りへの勝率がものの見事に格段に上昇した。加えてその他物理アタッカーに対して強引に「みがわり」を残せるケースが格段に増えるなど、分かりやすく勝率が上がるのを感じた。

結果、3/24時点で瞬間5位に到達した。
終盤戦も期待できる、そう思わせるのに十分であった。

しかし、そこから環境が激変した。
目の敵にしていて高い勝率を出せていた【カビゴン】が全体的なマークの厳しさからか数を減らしたのを皮切りに【ホルード】と【パッチラゴン】を同居させた並びが増え【バイバニラ】がブラック勤務を強いられたり(どちらもスカーフの可能性があり【ドラパルト】が投げづらいのも厳しいところ)
、アタッカー気質だった「アシレーヌ」が耐久面を現環境向けにアップデートしたことで【ウオノラゴン@こだわりハチマキ】の「エラがみ」を耐えるようになっていたり、「こだわりメガネ」「こだわりハチマキ」「りゅうのまい」「いのちのたま」を採用した【ドラパルト】が増え【ピクシー】の後出しが効かなくなるなど、強い逆風に煽られ一瞬にして4,200位まで落ちた。

これに対し、最終日は【ドラパルト】への後出しを諦め、6匹全てが積極的に「ダイマックス」して打ち合う方針をとった。【ギガイアス】の「がんせきふうじ」を「じごくづき」に変更したところ「せんせいのツメ」「ダイアーク」で無償突破してイージーウィンとなった対戦が2度得られた。【アシレーヌ】に対しては【ウオノラゴン】ではなく【バイバニラ】の「フリーズドライ」「ミラーコート」で戦うこととした。等々により何とか最終順位467位まで戻すことができた。

最後の1週間で勝ち切ることができなかったシーズンではあったが、全体的に楽しい1ヶ月だったように思えた。現状【ドラパルト】や【ラプラス】に対してダイマックスを強いられがちであり、徐々に立ち回りが厳しくなってきているのは否めない。特に【ドラパルト】は個体数も多いため、高精度で対応できるような策を見つけていきたいと考えている。


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