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SPECIAL YUKEMURI FESTA in 小野川(米沢)ツアーに参加して

この記事は12月18日、19日に米沢市の小野川温泉にて開催された、宿泊付きの温泉むすめイベントに参加した時の日記である。
私は温泉むすめのイベントに参加する事や、コンテンツに関係するイベントに参加する事自体が初めてであった。

1日目

初参加のイベントでわからないことばかりだったが、米沢駅から小野川温泉までツアー専用バスが出るということだったので利用することにした。
18日は前日の夜から雪が降り、今シーズン一番の降り方だった。
山形市内から南陽高畠ICまで国道を使い、そこから米沢中央まで高速を使った。雪の影響で50キロ規制が出ていた。自分の車の前を大型トラックが雪煙を上げて走っていたため、吹雪の中を走っているようだった。
13時30分頃に米沢駅近くのコインパーキングに車をとめ、バスが来るまで待つことにした。
14時10分になり、バスが来ているだろうと思ったので米沢駅西口に向かった。すでに大型バス2台がとまっていて、乗り込んでいる人もいた。検温、手指消毒の後、バスに乗ったら自分の席の隣にすでに人が座っていた。その方が話しかけてくれたので世間話をした。バスは14時過ぎには来ていたらしい。

予定通り14時30分にバスは小野川温泉へ向けて出発した。移動中、車窓から雪景色を眺めていた。15時過ぎには小野川温泉に到着した。
宿へのチェックインは各自でするかたちだったが、隣の席の人も同じ「宝寿の湯」だったので、一緒に向かうことにした。2週間前に下見を兼ねて一度来ていたので、知ってますよ感を出しながら案内した。

チェックアウト時に撮った宿の看板

宝寿の湯は温泉街から川を隔てた対岸の高台にあり、小野川温泉を一望できた。15時からチェックインできるということだったので、すぐにチェックインした。隣の席だった人の他にもう一人の方と一緒に宿まで歩いてきたが、二人とも相部屋であった。部屋のドアに4人分の名字が張り出してあり、この紙を見て自分の部屋を確認するかたちだった。

まずは3人が揃い、少したってから4人目も入ってきた。一晩を共にするメンバーがそろったのであるが、まったくの初対面である。お茶とまんじゅんを嗜みながら世間話などをした。自分以外は温泉むすめイベントに参加した事があるということだった。(次の日に知る事になるのだが、9月に開催された飯坂温泉イベントにも三人は参加していたらしい。住む所が違い、SNSでつながっているわけでも無いのになんという偶然か)4人部屋プランに応募してくる人達だけあって、初対面でもフレンドリーに話しかけてくれ、こういったイベントが初めての私からすればありがたかった。

夕方に部屋から撮った小野川温泉の風景

1時間くらいダベって一段落ついたので、小野川温泉を4人で散策することにした。まずは宿のすぐ裏にある甲子大黒天を見に行った。本堂の前に雪が積もっていて、本堂の脇から入る形で、大黒様のおしりしか見ることができなかった。賽銭を投げ入れ健康を祈願した後、本堂の中に小野川小町ちゃんの立て看板がある事に気づいた。しかし建物の中には入らなかったので看板の裏側しか見えなかった。
それから温泉街に下りてお店や他の宿を見ながらぐるっと回った。お土産物屋の丸田屋には猫がいてストーブにあたっていた。前に来たときもいたのでこのお店の飼い猫かと思っていたが、イベント中に流れた映像によると地域猫であるらしい。観光地の猫だけあってかなり人馴れしていた。買い物客に可愛がられていて、写真を撮っている人もいた。私は温泉饅頭と小町ちゃんアクリルキーホルダーを買った。16個入を買ったからか饅頭をもう一つ付けてくれた。その後小野川唯一のコンビニエンスストア岩瀬商店でハイボール缶を買った。
すでに4時を回っていたので日差しが無くなり、肌寒くなってきたので宿に戻ることにした。小野川温泉はコンパクトな温泉街なので1時間足らずで回ることができる。また坂を登って宿に戻り、私と隣の席だった人は内風呂に、一人は知合いに会いに行き、もうひとりは部屋で残ることになった。

小野川温泉は42℃くらいあるので冷えた身体で入るとかなり熱く感じる。手や足がビリビリするほどだ。しかし慣れてくるとちょうどよく感じる絶妙な湯温だった。前回着た時に入った共同浴場よりかは硫黄臭が少なく感じた。
一緒に風呂に入りに来た方といろいろ話していたが、なんとこの方はワグナーさんであることがわかった。3rd LIVE TOUR東京公演がライブ初参加でSSAも行ったらしい。ちなみに私と同じまゆしぃ推しであることもわかったw
30分くらい入っていたのだろうか。身体が芯から温まっていたようで部屋に戻ると汗をかくくらいだった。交代で部屋に残っていた方が湯に入りに行った。夕食は18時30分からだったがそれまで1時間くらいあり、参加された2018のソロイベやFINAL TOURの話しをしてもらった。まゆしぃの朗読劇など参加されているらしく、「4月の花嫁」というチャペルで行われた朗読にも、ドレスコード(本当にあった訳ではない)を守り、友達の結婚式に行くときのようなスーツを着ていったということだった。

夕食の時間の少し前に他の二人も戻ってきて、部屋の電話に準備ができた旨の連絡があったので夕食場に行った。
夕食場は松の間と竹の間の二間あり、私達は竹の間だったが、間違って松の間の戸を開けてしまった。一人部屋プランらしい方が3人、食事をしていた。
竹の間では4人と3人の二組がすでにいた。
夕食は下の画像の他に、天ぷら、刺し身、焼きリンゴ、芋煮などがでた。芋煮は山形風の醤油ベースに牛肉だった。相部屋の方に東北の他県の方がいなくてよかった。(東北地方では芋煮の味付けはセンシティブな話題なのである)
画像右上の白い物は豆乳鍋なのだが、隣の方が「豆乳に投入」と口走り、自分でツボに入っていたのが面白かった。

夕食

こういったイベントの食事で、いいものが出るイメージはあまりなかったが、旅館で出しているいつもの料理なのか美味しくて満足した。(創作料理らしい焼きりんごに味噌がのっているものはデザートなのかおかずなのか混乱したが)
この時この宿にも殿様プランの方が一人いることを知った。

夕食後、一時間ほど部屋で雑談し、自分だけ共同浴場に行った。8時半頃だったが、温泉街を歩いている人はいなかった。前回滝の湯に行っていたので、今回は尼湯に行ったのだが、建物に入った瞬間に尼湯にも入っていた事を思い出した。2週間前の事すら忘れていた。
尼湯には二人ほど人がいたので安心した。入れ違いに二人とも上がっていったので温泉を独占することができた。
尼湯から宿に戻る道中、唯一の手荷物だったタオルを振り回しながら歩いていたが、氷点下になっていたようでタオルが凍っていた。宿に入った時には自分の髪も凍っていた。髪の毛が凍るのは高校生の時に、朝シャンしてから自転車で通学した時以来だった。

帰り道に撮った宿の遠景、スマホで撮ったので写りがよくない

部屋に戻ったら、同室者のワグナーさんが露天風呂に行こうと誘ってくれたので宿の貸し切り露天風呂に行った。
露天風呂は天の湯と宙の湯があり、利用方法は「入浴可」の札を「入浴中」にひっくり返し、木戸の鍵を引っ掛けるだけである。
脱衣場も板塀に囲われているが雪が入り込んで来るようで、棚の上部にあったカゴに雪が積もっていたw。下部のカゴは無事だったのでこちらを利用した。
露天風呂のお湯は40℃くらいで、いつまでも入っていられるといった感じだった。趣味だというカメラの話しなどを聞いてたが、ちょうどいいぬる湯なのと、風呂から上がると確実に寒いのでなかなか出られなかった。意を決して脱衣場に戻り、急いで着替えた。けっこう身体が暖まっていたようで、そこまで寒くは感じなかった。
建物に入ると、同室者の一人が宿のカフェで知合いの方と会話しながら人を待っていた。彼らはTwitterのフォロワー同士で、4人そろったら露天風呂に行く予定であるらしい。同室者の方に寒くてタオルを凍った話しをしたら、外に出てタオルを回し始めたので相手のスマホで撮影してあげた。その動画はセルフでTwitterに上げたらしい。
5人で温泉むすめの事や、このイベントに参加した理由など話した。みなさんフレンドリーな方ばかりだった。

翌朝撮った露天風呂
脱衣場 この写真では雪が掃かれているが、夜はカゴに雪が積もっていた

部屋に戻り、ワグナーの方が飯坂温泉イベントで買った飯坂真尋ちゃんコラボの摺上川という日本酒を開けてくれたので頂いた。ふだん日本酒はあまり飲まないが、飲みやすいお酒だった。摺上川は福島市の物で作ったオール福島市の日本酒らしい。
しばらくすると露天風呂から1人戻ってきて4人で雑談した。私とワグナーさんは中の人推し、他の2人はコンテンツ推しであるらしい。
私は岩瀬商店で買ったハイボール缶を飲み、12時過ぎには就寝した。

2日目

7時頃に目が覚め、とりあえず朝風呂に入りに内湯へ行った。他の3人はまだ寝ていた。朝風呂には2人ほど先客がいた。雪が積もった小野川温泉の朝の風景を内風呂から見るなどした。

朝の風景

8時になり、昨夜のように電話で呼ばれたので朝食を食べに行った。
メニューは割とオーソドックスだったが、ラジウム温泉たまごがあったのが嬉しい。隣の席の方がごま豆腐をモルタル呼ばわりしたり(私はそれを受け、すが無いのでうまい職人さんが仕上げたと建設業トークで返した)、大葉味噌を食べた事が無いと言っていたのに驚くともに、楽しかった。
前日におひつをおかわりしたので、この日はおひつ一杯にご飯が盛られていたw

朝食

部屋に戻り、9時から丸田屋さんと佐藤豆腐店さんでイベント参加者限定福袋が販売されるということで買いに行った。私とワグナーさんは佐藤豆腐店さん、他の2人は丸田屋さんと分かれて購入した。入っている物はほとんど同じだったが福引チケットが入っていて、出演者3人のサイン色紙、小野川小町ちゃん田んぼアートで収穫されたお米、田んぼアートの小野川小町ちゃんのぼりのどれかが当たるということだった。私はお米が当たったが、自分の次に購入したワグナーさんはサイン色紙を当てていた!あとから自宅に届くそうで、住所等を記入していた。正直うらやましい。

部屋に戻り、準備しながらダラダラしていたら10時近くになったのでチェックアウトした。宿の前で昨日の3人と雑談した。イベント会場へのバスが出発するのが11時30分で1時間以上あるので、温泉街を散策することにした。佐藤豆腐店さんには豆腐ソフトクリームという名物があり、食べたら身体が冷えることはわかっていたが食べてみた。このソフトクリームはかなり豆腐感があり、甘さ控えめで美味しかった。ホットコーヒーも一緒に買っていて、食べながらコーヒーも飲んでいたが、さすがに寒かった。

昨日小野川温泉を回っていて、特に行く所も思いつかなかったので小野川温泉インフォメーションセンターで時間をつぶすことにした。
インフォメーションセンターにはテーブルとベンチがあり、テーブルにイラストカードを並べている方がいた。この方は温泉むすめにハマって1年もたっていないらしいが、かなりの熱量を持っている方で、コンテンツを盛り上げたいと自分の描いた温泉むすめイラストカードを配布していた。そこで私は自分の住んでいる山形市のご当地温泉むすめ、蔵王巴ちゃんのカードをもらった。後日、このカードは自分の家の神棚に上げた。温泉むすめは温泉の神様であるらしいので。
インフォメーションセンターでは他の参加者の方と話す機会があり、何目的でイベントに参加したのかという話題になった。その方は村上奈津実さん推しだったが、今回のイベントで共演するということでまゆしぃのSNSをフォローしたらしく、「まゆしぃって定期的にかわいい画像を上げてくれますよね。まゆしぃめちゃくちゃかわいいっすよね」と言っていて、まゆしぃ推しとして聞いていて嬉しかった。
バスを待つ時間で金ピカの袴を着ている方を2人ほど見かけた。あの人達は今回のツアーで6人しかいない殿様プランの方だった。それと松島名月ちゃんコスの方もいた。
そんなこんなで11時10分頃にバスが到着したので車内で出発まで待つことにした。インフォメーションセンターはビニールカーテンはあったが、やはり寒かった。車内では引き続き隣の席となったワグナーさんから、今年参加した朗読劇の話しなどを聞かせてもらった。

インフォメーションセンターでは12月26日まで光の箱プロジェクトをしていて綺麗だった

予定通り11時30分にバスは出発した。今回のバス運行は時間が押すということはなく、完璧な進行だった。
バスの車内では、村上奈津実さんからイベント参加者へのメッセージ動画が流れた。ある意味貴重な映像で、これを見ることができたというだけで、バス利用にしてよかったと思った。
12時過ぎにはイベント会場である置賜総合文化センターに到着し、開場まで各自昼食をとることになった。私とワグナーさんはいの一番にココスへ行き席を確保することが出来た。日曜日ということもあり、店内は混んでいた。私はチリコンカンとガーリックトーストを頼んだ。チリコンカンはアメリカ料理として有名だが食べて見たかったのだ。
店内を見回してみると、ファミリー客に混じってイベント参加者と思われる人もたくさんいた。ワグナーさんにモバイルバッテリーを貸してもらうなどして雑談し、13時前になったので会場に向かった。そして13時00分開場した。

この後のトークイベント&ミニライブのレポートはこちら

今回お世話になった宝寿の湯さん

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