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京大リレー講義(6) 映像・メディア学:「コロナ禍が生み出した映像」ワダ・マルシアーノ先生

京都大学のオンライン公開講義
テーマは、ウィズコロナ時代に必要な「人文学」

8/30(日) ミツヨ・ワダ・マルシアーノ先生「コロナ禍が生み出した映像」

京大オンライン講義 シーズン1も、とうとう最終回を迎えました。
ワダ先生の講義は、映画館が閉まり、映画の製作もストップしてしまったコロナ禍の時期に生まれた映像作品からの考察でした。
「映画は、音の層でリッチな厚みや深み意味を表現している。」
映画を映画たらしめるのは、音響だったのか。zoom演劇と違うと感じる理由の一つは、そういう所なんだろうな。私が求めている映画って、なんだろうな... クスッと笑って、心が上向きになる短編がいいな。

以下は講義中に紹介された映像のYouTubeリンクです。
『来訪/Visit』https://www.youtube.com/watch?v=s5mivQxji8A
『8日で死んだ怪獣の12日の物語』第1話  https://www.youtube.com/watch?v=YPvIo2XqH4Y
『8日で死んだ怪獣の12日の物語』予告編 https://youtu.be/HwQ_G54wxuE
『カメラを止めるな!リモート大作戦!』https://www.youtube.com/watch?v=HTk2wqBxVfY
『Just Be Alive』 https://www.youtube.com/watch?v=viP0QLUuJQI
『Zoom 東京物語 Tokyo Story』https://www.youtube.com/watch?v=Gv0uVQ4o0_0

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『Visit』は、環境史③ 瀬戸口明久准教授の講義:「沈黙の春」から「春の沈黙」へでも紹介されていましたね。

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小津映画が「カメラに視線を向ける」撮り方をしたのは、当時としては異質な作り方であった。現在のzoom会議でお互いがカメラを見ながら話しているのと同じ画角になっている。Tokyo Story東京物語の映像を貼っているのは、古くて新しい表現になっているのが面白い。

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質問タイム

ワダ先生も 劇団ノーミーツ のだるい上司の映像は研究済みでしたね。
(質問タイムにコメントしてくださった方、ありがとうございます!)

最後に

この夏の人文学系の学びは、一生モノになるはず。シーズン1の終わりを迎えてしまった。シーズン2もますます楽しみにしています。
京都に行って、哲学の道を逍遥したいな。

#立ち止まって考える


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