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ありのまま、ありがとう。『幸せのメカニズム』前野隆司先生 #朝渋読書

幸福学の前野隆司さんの著書「幸せのメカニズム」を今こそ読んでみよう。

前野先生はロボットの研究からひとの心の研究につながってきたということで、データに基づいたメカニックなメカニズムな表現、理系なお話が私にはぴったりでした。
この本が出版された当時は「幸せ」について本を出そうとしても、なかなか出版社がのってこない時代だったそうです。24時間働けますかという時代から、東日本大震災やコロナ禍を経て、個の時代と呼ばれるようになり、やっと「幸福学」に時代が追いついてきたのですね。

先行きが不透明で不確定な今の時代には、ひとは不安になりがち。そんな時には、視野が狭いひとより「視野が広いひと」のほうが幸せでいられます。

幸せの4因子

幸せは、分解してみると4つの因子があって、どれか一つが弱いときには、ほかの因子を強化するのが有効なのですって。

・やってみよう因子 →主体的に動く
・ありがとう因子  →利他、周りに感謝の気持ちを持つ
・なんとかなる因子 →前向きにチャレンジ精神をもつ
・ありのまま因子  →自分らしさを大切にする
 (今は「あなたらしく因子」から表現が変更されているそうです)

幸せの4つの因子

自分の因子はどうなっているのかを知るワークもあります。

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私は「なんとかなる因子」が低かったので、周りの人への感謝や繋がりを強めることで、助けを求めることができるようになればいいのか~と気づきました。

ネット診断に、幸福度診断 Well-Being Circleというのもあるようですね。
株式会社はぴテック

ためしにやってみたら、私ったら、だいぶ幸せみたいです。^^

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前野先生の言葉には、パワーワードがぎっしり

・感謝はパワフル! 
・褒める言葉として最強「あなたがいてくれてよかった
 =doingではなくbeingで存在を認めてくれる言葉
・不幸との「差」で幸せを感じる
・上がったり下がったりしながら平均的に幸せになる
・ポスト トラウマティック グロース=外傷後成長
 だから乗り越えられるぐらいの「ギリギリ不幸」を歓迎
・不幸な時は視野が狭くなっているから、
 「最近大丈夫?」って仲間から言ってもらえる状況を
・だから何でもいいからしゃべっておくといい
・相手を信頼することから始める
・友達の多さよりも「多様性」のほうがより幸せに寄与
・村的な「弱い紐帯」が大切
・「早起き村の朝渋は幸せ活動」

さっそく今日からできるアクション

外的な動作をやってみよう。

口角をあげる⤴
・勝利のポーズをとる⤴ 両手をあげて胸をそらしてYの字に。

今日一日に感謝することを3つ書き出してから眠りにつきましょう。

朝のイベントのうちにもう3つの感謝に気づきました。
  1. オンラインイベントに参加できるネット環境に感謝
  2. zoomチャットで話しかけてくれる早起き村の村民に感謝
  3. 早起き村、村長の5時こーじさんに感謝

朝渋の心理的安全性の高さ

zoomウエビナーのチャット機能で朝渋メンバーと「雑談」しながら前野先生のお話を聞いていたら、仲間とのつながりも感じられ、幸せ感が爆上がりでした。いい朝の時間を過ごせることに感謝です。


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