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子育て・教育に関するエッセイ

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中学生男児の母であるナハエリコの気づき、子育てで気をつけていること、日常や教育情報などについてを綴ったエッセイ
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#子育て

市内4位は世界一!息子の成長に泣く、の巻

先日、息子の部活の市民大会があった。息子は中学に入ってから剣道を始めた。1年でずい分、背が伸びたけれど、最初は女子を交えても小さい方で、体格もヒョロヒョロで、完全に弟みたいな扱いだった^^; そういえば、今は息子より一回り小さいあの子にも“チビ”って呼ばれていたわ。それはそれで微笑ましかったけれど、性格的にも穏やかだし、向いていない部活を選んじゃったのかもなぁ…なんて思うこともしばしばだった。 外部のコーチは、体格やセンスを優先しているのが明らかで、最初のころは遠征にも呼ばれ

【反省中】SEKAI NO OWARIのHabitに気づかされたこと

中2の息子に学校の話を聞くときに、その子がどういう雰囲気のお子さんなのかを想像しながら聞きたくて、「その子は陽キャ?陰キャ?」などと訊くことがあった。4月にクラス替えがあったので、何度も聞いていたら、「うーん、どっちでもない」という子も多い。そりゃ、そうか^^; でも、じゃあ、その中間の子を何と呼ぶか、決めよう!と息子と考えた。 息子が真っ先に出した案は「中間キャ」。言いにくいわ!そして、そのままやないかーい!もうちょい考えてよ。 次に出てきたのは、「どっちでもないキャ」。

起立性調節障害と診断された息子の友達のこと

中2になって、クラス替えがあった。近所の子や1年生の時、同じクラスだった仲良しさんなど、「この子と一緒のクラスになれたらいいな…」と息子が話していた子が15人くらいいたのに、その中で同じクラスになれたのは同じ部活の男の子一人だけだった。ちなみに、クラスは全部で4クラス。 去年も「一緒のクラスになれたらなぁ…」と話していた子と一人も一緒になれなかったので、息子の運命はそういうものかもしれない。 「でもさ、その方が新しい友達増えるかもしれないし…」と息子の切り替えは早かったけれど

ドキュメンタリー映画「14歳の栞」を見て

息子がこの春、中学2年生になった。14歳になる年である。半分子供だけど半分は大人で、少しは思慮深くなり、でも間違いやすくて、傷つきやすくて危なっかしい難しい年ごろに突入していくのだろう。同級生のなかには、既にそういう時期が訪れているように見える子もいる。 「14歳の栞」は、とある学校の2年6組の3学期に密着し、35人全員のインタビューとともにまとめたドキュメンタリー映画。2021年3月に初上映されて以降、毎年春に限定で再上映されていて気になっていた。息子がこの春で中学2年生

【春休みの思い出】子鉄の一人新幹線デビューは8歳でした

特別設定したつもりはないのだけど、時々スマホに数年前の写真が表示されることがあって、懐かしく思い出したりする。数日前、5年前の今日の写真が表示された。あぁ…懐かしい…!息子はまだ小2で8歳になったばかりだった。5年前の春休み、私の実家の最寄りの新幹線駅までの1時間ちょっと、息子は一人、新幹線に乗って旅立っていった。 「可愛い子には旅をさせよ」への憧れ 従兄弟の子が、小学校に上がるか上がらないかくらいの時に、高速バスで一人で東京から山梨まで帰省した話を聞いたことがあった。子

3-4歳児は天使だと思う。ほっこりした話とやっておいた方がいいと思うこと

昨日、お店で3、4歳くらいの男の子のかわいい声を背に買い物をしていた。 「新じゃが、新じゃが…♪ あ、新じゃがあったー!!」 おっ、えらいえらい。見つけたね…と思っていたら、お母さんの冷静な声。 「違うよ、それはリンゴ」 えーっ!?!?!?と思わず声のする方を見たら、大入りの赤いリンゴの袋を指さす、電車のヘルメットをかぶった男の子💛か、かわいい~💛 と同時に、おもしろすぎてかなり頑張って笑いをこらえた。同じ状況の夫と顔を見合わせて、ひとしきりその可愛さに悶絶した。 3、4歳

貴重!しがらみのないママ友

息子が生後5か月から3年生の終わりくらいまで通っていたスイミングのママたち7名とコロナ禍以来、4年ぶりくらいに再会した。週に1回、1時間くらい、子どもたちの様子を見ながら、たわいもないおしゃべりをしていたママたちは、かなり気が楽な付き合いだった。その関係が細く長く続いている。そして、今回もやっぱり気が楽だった。その理由は… 学校が違うのがイイ! このメンバーでは同じ学校に通っている友達がいない。それだけで地雷を踏むことがなく、ちょっと気が楽。そもそも私は情報通じゃないし、

東京大学出身!頭も性格もイイあの人は、どのように育てられたのか

東大の合格発表があったとか、なかったとか。いや、あったんだけど。 そんなニュースを見たので、ちょっと思い出したお話を。 20年ほど前、2年間オーストラリアに住んでいた。現地で知り合った人に東京大学出身の方がいて、夫婦で食事に行ったり情報交換などをして、仲良くさせていただいていた。 東大卒というと、なんだか近寄りがたかったり、堅物だったり、ちょっと偉そうだったりするのかも?なんて、ちょっとだけ偏見を持っていた私。でも、その方は全くそういうのがない。ユーモアもあるし、とてもフ

息子が鉄オタで良かったことベスト6

我が家の中1息子は、完全に鉄オタである。乗り鉄であり、撮り鉄でもあり、車両鉄でもあり、時刻表鉄も?と思わせられることもある。とにかく電車が大好きで、中学生にまでなった。そのまま大人にもなるのだろう。途中、早く卒業してくれないかな…と思ったこともあったけれど、今は、息子が鉄オタで良かったと思う。 鉄道好きのお子さんを持つ方に、自信を持って、突き進んでいただくために、今日は息子が鉄オタで良かったことベスト6を発表することにする。 息子が鉄オタで良かったこと第6位 マナーがとても

相談室の先生からの伝言。SOSは信頼できる大人につなぐことが大事

最近、ずっと気になっていたことがある。それは、息子がクラスメイトの女の子から聞いてきた話。仮に、一子ちゃんとしよう。 あのさぁ…ちょっと聞いちゃったんだけど、一子ちゃん、親に毎日のように「バカ」とか「死ね」とか、言われてるんだって。 想定外の話題に言葉が詰まる。瞬時に、その子とそのご両親の顔を思い出す。一子ちゃんはとても明るい元気な子。お母さんとは、ほとんどしゃべったことはないけれど、お互いに顔は認識していて、すれ違ったらニコッと笑って会釈を交わすくらいの仲。お父さんも普

中1息子の性の知識が想定外でビックリ

来週お誕生日を迎える中1息子は、この半年で身長がぐんぐん伸びて、158センチの私にもうすぐ追いつく。“大きくなってきたな…”と思う回数が増えてきて、成長を感じていたのだけど、まだまだだな…と思うことも多い。つい先日、発覚したのがタイトルの件である。 お母さんに似るのは分かるんだけどさぁ… 息子は、顔も性格も夫より私に似ている。そんな話の流れからだったと思うのだけど、“そりゃそうだよ!赤ちゃんはお母さんのお腹で育つんだもん!っていうか、お母さんに似るのは分かるんだけどさぁ、