なぜ損するのか、買い方に問題あり?
株を買うといつも下がる。そして下がり続ける。
下がって下がって、「もうこれ以上、損はしたくない」と思って売る。
すると、売ったとたんになぜか上がり出す。
売ったことを後悔して「次、売った時の株価まで下がってきたら買い直そう」と考えて様子を見る。
しかし、株価は上がり続け、買い直すタイミングを逃す。
こういうふうに損して後悔するパターンが以前は何度もあった。
なぜか株を買うと下がり、売ると上がる。なぜなんでしょう?
私は、株を始めてから数年間、利益はほとんど出せず、上のパターンを繰り返していた。しかし最近は、利益はほんの少しだけ出せているが、損が小さくなったと感じている。それはなぜか?
理由は2つある。
1.株を買うタイミングを変えた。
2.感情に左右されないように耐えられるようになった。
1.株を買うタイミングを変えた
以前は、「株で利益を出して、お金を増やしたい!」、特に「損はしたくない!」という強い思いがあった。その為、株の買い方として「安いところで買って高いところで売る」を意識していた。この考えがが失敗だった。
安いところで買う為には、安いと思える値段があるはず。
そして今推移している株価を基準にして、例えば20円下がったらそこで買う、と決めたとする。実際に20円下がったので買ってみると、そのまま更に下がってしまった、ということが起きる。
確かに安いと思えるところで株を買えているが、これは下降トレンドに入った時点か、下降トレンド中に株を買っている為、結果的に損してしまう。下降トレンドが続くと損失が大きくなるので、「これ以上、損したくない!」と我慢できずに損切りすることになる。
そして、もう1つ。「これ以上、損したくない!」と思って売る時点で、株はそれなりに下がっているので、そのタイミングが下降トレンドのピークになっている。ここで売ると、その後下降トレンドが終わり、上昇トレンドに入る。だから、売ると株価は上昇する。つまり、「安いところで買って高いところで売る」は実行するのは難しい。
そこで、株の買い方を「上昇のサインを見つけたら少し様子を見て、実際に少し上がったらそこで買う」という方法に変えてみた。上がったところで買うと、もしかしたら下がるかもしれないと不安に思うこともあるが、上昇トレンドに波乗りするようなイメージで考えている。下降トレンド中に買うことを避ければ損は小さくなる。
2.感情に左右されない
株の動きには一喜一憂してしまう。本当はマイナスが大きくなると不安も大きくなる。コロナで急落した時はとても不安になり、保有株を売却して現金を守りたいと思った。でも気合いで我慢した。
なぜかというと「自分が売るとその後、必ず上昇する」という同じ経験をしたくなかったから。
結果としては、コロナで急落後、株価は徐々に持ち直している。
コロナで急落時に売っていたら、いつものパターンにはまっていたと思う。
やはり、株投資は忍耐が必要不可欠。下がっても上がるまで我慢。
まとめ
私は「上昇のサインを見つけたら少し様子を見て、実際に少し上がったら(上がりそうなら)そこで買う」という方法を続けてみようと思う。
下がって不安を感じても我慢を続ける。
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