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世界は勝手に優しかった

ミスコンに応募してみた。

たったこれだけのことだけど、私の中では本当に大きくて
勇気が要る、バンジージャンプ並みの挑戦。

しかもこれだけに留まらず、
自分のインスタグラムで、応募していることを発表した。

これが一番怖かった!!!


だって、インスタだけの世界じゃない私を知っている自分の友人や
過去のお客様、繋がりの薄い人もいる場所。

別に可愛いとか美人だねって毎回言われるような容姿じゃない私が
ミスコンに出たいだなんて
場違い勘違いすぎて、
笑われるかな、とか
頭おかしくなったんちゃうか、とか
自信過剰でしょ、とか
そんな容姿じゃないでしょ、とか
そんな風に思われるんだろうな、って思っていたから。


次の試験がパスして、本格的なトレーニングが始まるまで
ひた隠しをしようと思っていた。

だけど、尊敬する人から、投稿しなよ!と言われ、
お腹が冷やっとしながら、怖い怖いと思いながら
震える指で投稿。


もう、私が場違いだなんて、分かってる。
笑いたいなら笑ってくれ、と思い投稿。


コンプレックスがあることも
自分がそんな立場じゃないこと
そして何より、そう思って自分の可能性に禁止をしていたのは、自分だったことを書いた。

それに対して、寄せられたコメントが

「内面の美しさが溢れていて、いつも周りを明るくしてくれているよ」とか
「その姿に、夢は叶えるものなんだって気づかせてもらった」とか
「気持ちが落ちてたけど、めちゃめちゃ元気もらえました」とか
「人間性に惚れました」とか…


こんなにあったかいコメントばかりに、正直びっくりして
嬉し泣きをした。

自分が思っている以上に、世界は優しくて、あったかかった。


同時に恥ずかしくなった。
なんだ、私が自分の世界を穿った見方で見てただけなんじゃん、
って気がついた瞬間だったから。


勝手に、私なんかがミスコンに出たいだなんて、場違いすぎると思っているから
周りからもそう思われて笑われるんじゃないかと思っていた。


でもそれを一番笑って、あり得ないでしょ!って言って
チャレンジすることすら許可できていなかったのは
本人である私だけだった。


いかに自分に普段ひどいことを言っていたり
厳しくしているかを感じて、それが露呈されたようで
恥ずかしかった。



人は、自分のことを普段どう見ているか
どう言葉掛けをしているかで、
世界を捉えているんだと思う。


自分の中が優しくあれば
きっと世界にも優しい目線で見れて
その優しい世界で生きていける。


世間や他人を、
怖い怖いと創り上げていたのは
実は自分だった。

自分が自分に厳しいから、他人もそう見ているんだって決めてた。

自分のメガネに気がついた瞬間だった。


私はもっともっとこの世界を信頼したい。
私はもっともっと、自分のことを愛しい眼差しで見ていたい。


世界は勝手に優しかった。


今日もありがとう♡

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