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【第2弾】大勢のイギリス人ママの中に私ぽつんー誕生日会はもう怖くないー

私がこの国で1番苦手なこと、それは子どもの友人の誕生日会。

これまでほとんど主人に嫌々行ってもらっていたが、私も少なくとも8度の同伴と1度娘の誕生日会を開催している。

前回の【ぽつん】記事は、そのうちの6回目の話。

実は私は完全にひとりぼっちでもなく、数名のママで構成されているsnsのグループには入れてもらっている。(だからと言って仲がいいというわけではない。)

6回目の誕生日会の数週間前には、あるママ開催の6家族だけでのハロウィンパーティにも誘ってもらったこともあった。

長期休暇の際に、たまたま公園で誰かに会うのは年に2-3回。

特にそれ以外のやりとりはない状態なので、完全なる独りぼっちになりきれない独りぼっちというところ。

6回目の誕生日会では苦手なママが3人も居て全く眼中にも入れてもらえなかった経験から、7回目の誕生日会では、最初から大人たちが集まっている部屋には行かず、子どもたちがイベントしている所に座ってnoteの記事を書いていた。

もう何も失うものもないし、誰にもへつらう理由がないと悟って、話しかけようと言う意思も持たず。あえて戦闘能力0の状態で。結果、ダメージ0で帰還できたわけである。

そして今日8回目の誕生日会の同伴。
運良く前回と同じ会場だったので、心は軽かった。また前回と同じように、大人と交わらない場所で、新しく購入した小説を読むことが、逆に楽しみに。

主人が「今回は自分が行こうか」と言ったが、むしろ今回の会場は私が行って、他の悪条件の時に主人に行ってもらえるように借りを作りたかった。

そして、8回目の誕生日会に出かけた。

誰に会おうとも私は話さねば!とプレッシャーを感じる必要はないし、ぽつんとしている自分が可哀想にも思わないと決めて。

でもそんな時ほど良い経験をするもの。

なんと、私のことが見える大人が何人も居て、しかも4人と会話ができた。

そのうち1人は去年から同じクラスだったけど初めて話したママだったが、仕事で日本に行ったことがあると教えてくれた。それも8ヶ月も。そして、日本が大好きだと。

思わず叫んだ、なんで今まで言ってくれなかったのー!と。

この白人しかいないエリアで「日本」を知っている人に会えるのはラッキー。(ほとんどチャイナと一緒だと思っているからね)

しかも、好きって。

一気に頭の中で
日本好き=私のこと嫌いじゃない
という構図ができるわけで

この約3年間の苦しみから解放された気分だった。

またあるパパも話しかけてくれて、リヴァプールファンだと言うので、去年南野と撮った写真を見せびらかすことができた。

リップサービスだとわかっても一緒に盛り上がることができて、私の居場所は確かにそこにあった。

片や、今回も6回目の誕生日会の時と同じように、3人の輪になっていても絶対にこちらに目を向けないママはいた。そういう人に限って、子ども同士は仲がいい…しかも、前述したsnsのグループにも居てハロウィンパーティにもいたママ。彼女の娘の誕生日会には声をかけてもらったが、それ以外は話しかけても話が全く弾まない。

まあ、一定数そういう人がいるとわかったので、人間観察を楽しむくらいで「あ、またこのパターンか」とそれ以上心が揺れなくなった。

子どもたちが食事を摂る際には、大人がこどもの席の後ろに立つのが通常。嫌々だが大勢大人がいる空間ではやはり1人ぽつんと立っていた。でも、もう気にしない。とにかく心が穏やかだった。

理由は思うに4つ。
1) 2時間のうちに数名の大人と話せたこと
2) 無理して話しても話さなくても失うものはないと悟ったこと
3) 今日は苦手なママたちが多くいないこと
4) ランニングやエクササイズをやるようになって考え込まなくなったこと?

私は、頭はよくないが、球技や身体を動かすことは何よりも得意。仕事で子供たちとバスケやサッカー等運動をすると簡単に仲良くなれる。

大抵思い悩むときは、体を動かさずスマホばかり見ているとき。

主人に一人で散歩に出かけろと家を追い出され、1時間半走ったり歩いたりしたら、かなりモヤっとした心が晴れ、私の精神を正常にするのは体を動かすことだと思い知った。

運動できる人間はカッコいい。自分で自分を見下すことがなくなる。私には必要不可欠である。

だから今年は運動をして、話しが弾む大人と話せたらいいと言う気持ちで、一年過ごすぞ。

もうぽつんは怖くない!!はっはっはー!!!

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