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MBA(RBS) 私の2年間の履修科目を振り返る

こんにちは。Kiwi PRの植田聡子です。

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科、通称RBS。私も今週末の口頭試問を控えた身です。

twitterでもnoteでも今春入学予定のPre MBAのかたをお見かけするようになりました。これからどうしようか、色々期待と不安が入り混じる時期ですので、何か少しでも参考になれば・・・と思い、自分の履修科目を振り返ってみようと思います。論文やゼミについては、また別の機会に。。。

私はあまり予備知識もなく履修登録したのですが、当時の先輩方のSlackを何度も参照しました。このSlack、大学非公認、あくまで先輩方の善意で成り立っていたもので、教員ごとに科目のレビューです。講義中心なのかディスカッションが多かったのか、課題や試験の負荷など具体な個人的感想があって、すごくよかったのですが、昨年のSlack有料化によって現状どうなっているのかは・・・すみません。

統計、会計、ファイナンス科目は早めに履修

この3分野はクリアしなければ卒業できない(もしくは簿記の資格など要件を満たすことが必要)ので、取りこぼしのないように早めに履修したいところです。論文を書く際に調査法や統計の知識がないと苦戦します。

でも私の場合、早めに履修したものの、統計学基礎1を履修しただけだったので、M2の頃にはだいぶ知識が朧げになり、復習マスト。調査法を履修する方も多かったのでオススメします。

負担の多い科目こそM1で履修

「課題が多い」ものや、予習復習に負荷が大きい科目もあります。論文を書きながらM2で履修するには厳しいな、と思って、実は履修したかったのにできなかった科目もあります。

私の場合、HR系科目がまさにそのパターン。M1でマーケティングを重めに履修したことはそれはそれで満足しているのですが、この辺りのバランスが難しいのです。

ゼミでお世話になりたい先生の科目はM1で履修

私は高柳ゼミ、斎藤ゼミで論文を指導いただきました。全くタイプの異なる先生でしたので、結果、自分には非常に相性の良いお二人でした。またゼミ生も2つのゼミではタイプが異なっており、斎藤ゼミはリサーチ(いわゆる論文)、高柳ゼミはデザイン(いわゆる事業計画プレゼン)が多いので、かなりバラエティ豊かな学生のテーマを知ることができたことも結果としてためになりました。

高柳ゼミは来年度はないとのことで、既にM1で高柳ゼミを希望していた方はかなり迷ったと耳にしています。今年度の授業が来年度あるとは限らないというのも悩ましいですね。

履修してよかった科目

基本、履修して後悔している科目はないです!どれも学びがあり、教員の方との出会いがあり、また一緒に受けている学生との連帯感のようなものもあり。

経営学基礎(木村先生)は、私のように入学前は独学でわかった風の人なら絶対に履修した方がいい科目です。網羅的に経営学を学べるので本当に履修してよかった。でも、必修科目であるビジネスシミュレーションと重なって履修できないという人もいるようですが・・・

その他、個人的ひとこと

会計学基礎と財務会計は清松先生。本当に優しい先生で初心者を導いてくださいました。何がわからないか、質問の時間を多く割いてくださりました。感謝です。

統計学基礎は授業は多分ピンチヒッターで担当された仲先生。本当に優しく教えてくださいました。統計学をオンラインで学ぶと、zoomを開きながらExcelほかソフトで操作するというのが結構大変。できれば、モニターとノートPCや、タブレットとPCなど操作環境を分けないと結構しんどかったということを思い出しました。

消費者行動論はメディアにひっぱりだこの牛窪先生。先生のアンテナ感度と真摯な取り組みだけでなく、世代ごとのマーケティング、先生のご趣味であるホテルステイなど、むしろ履修後も刺激を受けてます。

斎藤先生のマーケティングエッセンシャルズからマーケティングリサーチ。この授業を受けて、私はゼミは斎藤先生に、と決めました。マーケティングはついつい「最先端」に目を向けがちなのですが、あくまでアカデミックとしてのベースを持つべきであり、小手先のツールではなく思考法を学んだ時間でしたし、何より斎藤先生のお人柄が大好きでした。

高柳先生は実務家の側面が強く、最初、単語がわからなくて付いていけるか心配になりました。講義を聞きながらひたすら単語を検索・・・
でも言葉の意味が理解できるようになると、先生の考えの一貫性が少しわかるようになり、だんだん興味の範囲がストレッチしている実感がありました。私のように大きな企業ばかりの経験ですと、スタートアップがどのように成長しているのか、現況をリアルに知ることができました。

M1秋学期に、企業財務とベンチャー企業論・金融論で下川先生の授業が週2となりました。少し内容も重なる分野もあったので、どっちの授業で何を聞いたか混乱。いずれも情報量が多い科目ではありますが、毎回前回の復習から入ってくださるし、説明も的確でありがたかったです。

都市マネジメント(福井先生)は輪読と発表があり、ポートランドやドバイ、シンガポールについて学びました。この講義を履修しなかったら、私はこれらの都市を自分で学ぼうとは思っていなかったはず。同じく履修した学生(M1の方が多かった)の皆さんの視点やバックボーンとしての本業の親和性もあって、とても居心地のいい時間でした。

観光地マネジメント(沢登先生)は私が履修した中で唯一フィールドワークがあった授業です。2021年度は箱根DMO、2022年度は熱海市役所の方のお話を伺う機会がありました。学びも多い中、先生のお人柄に癒されて、毎週楽しい金曜夜でした。

これは懺悔なのですが、観光経営研究は私は履修登録したものの、秋1途中でほぼ出席が厳しくなってしまいました。課題をする余裕がない、論文優先で本当であればもっとしっかり学ぶべき科目だったのですが、M1で履修しておけばよかった・・・と反省しきりです。

M1 週4〜5、課題が多すぎると週末瀕死なので、バランス重視
M2 同じく週4ペース、ゼミを中心に、観光に寄せてます

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