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#4 リクルートへ転職する目的

ソフトバンクで新卒3年目の秋。
森岡毅さんの「苦しかった時の話をしようか」を読みキャリアについて考えるようになった。

3年目にして、成長の鈍化を感じていたが、成長の定義が色々と自分の中であいまいだった。

成長とは、「出来なかったことができるようになること」というレベルでしか考えていなかった。

自分が出来ないことは世の中に山ほどある中で、ソフトバンク3年目で成長の鈍化を感じる原因はなぜなのか。

そこを考えるようになった。初めは、馬鹿の一つ覚えみたいに資格の勉強をするか、英語の勉強でもしようかとおもった。

ただ、やる気が起きない。
それは、目的やなりたい像がないから。
ここになかなか気づけなかった。

TOEICで900点をめざすという目標を定めても、そもそもの目的が見当たらないため、全くやる気がおきない。別に英語を流暢に話せる人になりたいと思わない。

成長をするためには、ゆるがない目的や、なりたい像が必要なことを認識した。リクルートでいうところのwill??

ソフトバンクの3年間で成長する事ができたのは、揺るがない目的があったことだということも、そこで理解をした。

ソフトバンクでは上司に毎日のようにボッコボコにされるなか、一人前として認めてもらいたいというダサい承認欲求が成長のための目的だった。

ビジネス本や、過去のプロジェクト資料を読み漁ったり、自分からアグレッシブに新規案件に首を突っ込んだりして愚直に泥臭く自分を磨いていった。

少し脱線したが、これからの成長に必要な事は、自分の生きる目的やなりたい像をしっかりと言語化することだった。

大学生の時の自己分析なんて本当に意味がなかった笑

思考過程は省略するが、40歳までに地元の栃木で事業をおこす!!というのを目的というか、40歳時点でのなりたい像として言語化をした。

あとは、このことを周囲に言いふらす事。
言いふらす事で、引くに引けなくなり、目的が揺るぎにくくなった。

そして、経営者としてキャリアステップとしてリクルートへ職務経歴書を提出することになった。

ソフトバンクを辞める際には、「経営者になるためにリクルートの事業企画のポジションで頑張ります!」と言い残した5ヶ月後にソフトバンクの同じ部署に戻ってきた時の羞恥心は、後ほど語らせて頂く。

次回「リクルートの面接どんな内容?面接でボコボコにされた後のSB社内MTGでもボコボコにされる」

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