10月のパフェに飛び込んだ
めちゃめちゃ久しぶりにnoteを書こうと思う
きっかけは最近の自分の“記憶喪失”っぷりが半端なく、興味のないことをポーンと忘れてしまうことに気付いたから
興味のないことを覚えている必要はたしかにないと思うし、新しいことをいっぱい吸収したいので頭の容量を空けておきたい気持ちなんだけど
興味ないことに付随して出会った気持ちまで忘れているのは、なんだかもったいないかも?と思って、忘れるくらいどうでもいいことも含めて、少しだけ文章にして残しておきたい気持ちがなぜだか高まってしまい、転がりながらスマホを握りしめている
ただ今回、書こうと思っているのは忘れたくないくらい楽しいかったことなんだけどね(矛盾)
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今年の3月
まあまあ仕事が忙しく、私は過去最高の残業をした(部長に小言を言われた)
その残業代は櫻坂46の2ndシングル代に消えたんだけど、たくさん働いたので現場トップの花柄大好きおじさんに色々あってパフェを奢ってもらう約束をした
でも緊急事態宣言だったりで、なかなかパフェを食べにいける状況下じゃなくて
ずーーーーっと先延ばしになっていたのね
10月 緊急事態宣言 全面解除
私と花柄おじさん、ストイックなお姉様
3人で半年越しのパフェ、決行
前日にやや粘り気味に予約を取り、準備万端
でも予約が15時からだったので、パフェだけもな〜と思い気になっていた展示に皆さまを誘ってみる
もっちり感のあるものが好きな私にはツボなポスターで、めちゃくちゃ気になっていた
お2人とも一緒に行ってくれるらしい 優しい
私は着ていくワンピースに朝からアイロンをかけていたらスチームを親指にかけてしまい
なんやかんや10分遅刻した 私の時間軸は常にバグっている
朝からアイロンをかけた foufou さんのワンピース
ドイツメディカルドレス、まじでお気に入り
シロクマ 足のもっちりどっしり感 たまらん
詳しい展示内容はTwitterを見ていただければ…と思うんだけど、とても楽しかった
彫刻ってあんまり見に行ったことなかったんだけど全方位から作品を鑑賞できるってこんなに楽しいんだ!と新たな発見があった
ひとつの作品に対して自分の“推し角度”からじっくり見れたりするのも面白い
ペリカンの首筋が美しすぎて、うっとりした
鳥のお尻が好きな私はめっちゃお尻を観察したし、おまんじゅうみたいな鳩がいてウルトラスーパーキュートで100点!って感じだった(雑な感想)
12時半に集合(10分遅刻した人がいたので実質40分)で14時すぎまでじっくり見た
日曜日の美術館にしては、静かでゆっくり見れたし良かったな〜〜
花柄おじさんが車を出してくれたので、優雅に移動
私たちが狙っているパフェを出してくださるお店は名古屋東急ホテルの中にあるアトリウムラウンジ「グリンデルワルド」
月替わりのパフェがあって、それを4月から毎月見送り続けてきたので、指を咥えながら画面越しに見ていたパフェをやっと食べることができる!という高揚感でわくわくしながら向かった
さて、車で向かっていた私たちに駐車場問題が立ちはだかる
今思えば普通にホテルの駐車場に入れちゃえば良かったんだけど、なんとな〜く身近なコインパーキングに車をin
私は助手席に座っていたので普通にヒョイっと車を降りたんだけど後ろに座っていたストイックお姉様が「なんか…ある」と一言
そこにあったのは… 何者かの💩さん
ティッシュペーパーに包まれた“そのもの”は車輪に若干引きずられたような跡があった
あのへんは、ちと治安が良くないので…
気を取り直して名古屋東急ホテルへ
めっちゃどうでもいいけど敷地内にあった私設ポストが青緑ぽい色でかわいかった
颯爽とホテルの中に入って、ラウンジへ
予約している旨を伝えるとすぐに席に通してくれたスマートな接客で背筋が伸びる
吹き抜けで、ゆとりのある空間 ソーシャルディスタンスばっちり
プリンアラモードも美味しそうだったけど、当初の予定通りパフェと紅茶のセットを注文
3人とも奇跡的に紅茶好きピープル
そわそわしていると先に紅茶が到着 しばらくパフェは来ない あれ作るの面倒くさそうだから………
と紅茶がちょい冷めたくらいでパフェ到着
めちゃめちゃ“匂わせ”ぽい写真が撮れていたことに家に帰ってから気付き1人ジワっていた(※向かい側は40代 花柄大好き既婚男性 私の上司)
お姉様はアクスタと写真 撮っていた
(私はアクスタを忘れたのでオタク失格)
そんな感じで一通り写真撮影をして、私はネコちゃんのリボンから食べ進めた パリパリ
ネコちゃんはチョコレートムースで中にベリーソースが入っていて甘すぎずな感じ
シャインマスカットや洋梨のコンポート、あとカボチャの煮付け(※コンポート)なんかも入っていて、具沢山なのに、ひとつにまとまっている感じがすごい
パフェって高度なバランス感でできあがる素晴らしい食べ物なんだな、とまあまあ月並みな感想を胃に収めながら食べ進めた
もちろんパフェ自体も最高だったんだけど、誰かと食べるとより美味しい気がする
なんでだろう?多分1人で食べても味自体はパーフェクトなはず
でも一緒に「美味しいね」って共感し合える人がそこにいるということが、お腹以外のものを満たしてくれるんだよなあ、としみじみした
なにが言いたいかと言うと五感をフル稼働して好きな人と噛み締めるパフェは最高ってこと
15時くらいから17時半くらいまで、約2時間半なにを話していたかは、あんまり覚えてない
特に重要なことは話してないと思うけど(業務時間じゃないから仕事の話はしないぞ!って私は気構えた)(でも私からちょっと仕事の話振った)(反省)
でもくだらない話を聞いてくれる上司や先輩がいて私は幸せだな、と思った
まあ上司からしたらパフェ奢ってやったんだからもっと働け!言うこと聞け!って感じかもしれないけど… でもまあ、それでもいいんよ… 私は上司に感謝しているから……
花柄おじさん(上司)も、ストイックお姉様も私の中では勝手に“命の恩人”になっている
理由は私が緊急入院する前、医務室に行くのを強めに勧めてくれたのがこの2人だから
病院ヤダヤダ人間なので本当に行きたくなかったけど、あのとき花柄おじさんとお姉様が強く言ってくれなかったら数日後に倒れてしまうくらい病状が悪化していたかもしれなかった(医者談)ので、まじで感謝している
退院したら絶対にこの人たちに恩返しができるように頑張ろう!と思って仕事に復帰した気がする
だから私にとってこの2人は、特別
そんな私が勝手に特別だと思っている2人と同じ時間を過ごせたことが、なんだかとても嬉しかった
カメラロールに増えた写真を、何度も見返してしまうくらい私の中で楽しい1日だった
会社の人と、業務時間外に出かけるのは緊張する
“会社の人”とは同じ会社に属しているというだけの関係といえばそれで終わりで、仕事上の関係だと言われればそれまでで…
だから平日ほとんど顔を合わせている人と、休日まで一緒にいることは相手にとって負担なのでは?と思ってしまう
だから会社の人と、わざわざ休みの日に会うことって本当に好きな人じゃないと会えない
休みの日にわざわざ時間を作ってくれて、私と遊んでくれて、この人たちがいるなら仕事がんばろうかなと思えて、そんな人に会えてありがたいな
私にとって少しだけハードルが高かった10月のパフェ、飛び込んでよかった