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2年間タダ働きで労働力を搾取された失敗談から学ぶ

「成果が出たら報酬の件話し合おう」
「実際に動いてから報酬金額は決めよう」
「成果報酬でお返しするから無料でやってくれない?」

そんな曖昧な言葉を信じて仕事をしていませんか?

もしあなたが
個人で仕事をされている
一人社長で全て一人でやっている
立場が上の人と仕事を組んでいる

としたら本日のお話を反面教師にしてください。

最悪の場合
報酬の支払いが0円の可能性もあります。

あなたの能力や労働力を搾取されないためにも
起業する前に、そして起業した後にも
知識として知っておいてほしい内容になっています。

動画はこちら

しくじり社長 タダ働きの2年間

こんにちは!
しくじり社長よしきです。

本日は「2年間タダ働きで労働力を搾取された失敗談」
お伝えしていきます。

そしてそこから学んだことをシェアします。
動画を見てくださっているあなたには
正当な評価で正当な報酬を受け取ってほしいので
ぜひ最後まで視聴していってください。

実際によく聞く話で
「プロジェクトに参加したけど報酬がなかった」
「実績を積めたからよかったじゃんと意味がわからない
言い訳をされた」
「当初の金額の半分以下の報酬だった」
「引き伸ばしされて半年後に一部だけ入金された」

立場の弱い人が泣き寝入りをするしかない
状況が生まれてしまっています。

私自身も振り返ってみると
「ああしておけば報酬0円ということはなかった」なと
思うことが多々ありますので
動画の後半で解説していきますのでお見逃しなく。

タダ働きは絶対ダメです!

搾取され続けた2年間

今回のしくじり体験は
私が法人化する前後の出来事です。

あるセミナーに出席したときに
たまたま隣にいたおじいちゃんに近い年齢の方に
声をかけられました。

話を聞いてみると
かつて稼いでいたYouTubeチャンネルを
今後また復活させたい!
その手伝いをしてくれる人を探しているとのこと。

まさしく私のジャンルだったので
渋々詳細を聞くことに。

かつて稼いでいたというのが怪しかったので
チャンネルを教えてもらうと

登録者も数十万人
累計広告収益も数千万
正真正銘の稼いでいたチャンネルでした笑

しかしここ2年間ほど動画投稿はなく
惰性で再生されているチャンネルになってしまっていました。

何度もミーティングに参加したり
食事に行っているうちに
「悪い人ではないな」というのが
わかりました。

元々私のジャンルでもありますし
興味もあったので

ジョイントベンチャーする形で
プロジェクトに参加することにしました。

実際に始まってみると
まぁいろんな障害があり進みも遅く
プロジェクトが中途半端な形で進むことに。

この辺りの話はまた別途させていただきたいと
思っているのですが

別の仕事も並行している人達が
お金が無い中でアイデアだけで
集まる集団というのはやばい
です。

大企業のエリートコース競争の
足の引っ張り合いになるんです笑

面白い話もできると思うのでまたどこかで動画にしますね!

さてそんな中途半端にプロジェクトが
進行してく中でも

週1の定例MT
週1~2の個別会議

は欠かさずやっていました。
週3で週10時間程度は時間を割いていたと思います。

そんな会議会議の日々から抜け出したのは5ヶ月後。
やっと始動です。

日本の古き悪しき伝統だなと思うわけです。
まず行動してからにしませんか?
って思うんですけどね。

でも私はプロジェクトの中でペーペーで
最年少でビジネス経験も浅かったので
何も言えませんでしたが笑

スローペースながらも
YouTubeの方も稼働し始め
さらに週1で撮影や編集、企画会議などが入り始めます。

ざっくり12日勤務で80時間程度は1ヶ月に時間を割いていました。

自分の仕事もやりながらですから
しんどかったのを覚えています。

プロジェクトに参加して8ヶ月ほど経った辺りでしょうか。
少しですが売上も立つようになってきて
やっとこさ報酬ももらえるのかな?
と思っていました。

しかし、その矢先です。
社長の借金問題が発覚し
売上は全てそちらに回すことに。

はっきり言って意味がわからないんですが
適当な理由をつけて丸め込まれてしまいました。

さらに売上が上がってきたので
今度こそ!と思うじゃ無いですか?

そうなると今度は固定費が・・・
となり結局こちらに報酬が回ってくることが
なくなりました。

そんなことを続けていたからか
プロジェクトからは一人、また一人とメンバーが
離脱していきます。

当初7人だったメンバーも4名に減ってしまいます。

まぁ当たり前ですよ。
報酬もない、それなのに仕事量が増え
ノルマ的なものまで出てきてしまう。

私も何度もやめようと思いました。
しかしその度に

社長は夢を語るんです。
未来を見せてくれるんです。

だから僅かな可能性に賭けて
続けていました。

何よりも
自分がやると決めたプロジェクトですし
自分が信じた道ですから
やり切らないと自分自身に申しわけがない
思いながらやっていましたね。

実際問題は
私が辞めてしまうと
YouTubeや動画を扱える人がいなくなって
しまうのでそこを食い止めたかった!
というのが社長の本音でしょうけど。

約2年間続いたプロジェクトも
社長が病に倒れてしまったこともあり
あっさりと解散となります。

あっけなかったですね笑
あんだけ自分に言い聞かせて踏ん張ってきたのに
簡単に中断です。

まぁ、社長も報酬を支払えないという
苦悩の日々だった(と思う)ので
簡単な決断かどうかはわかりませんが・・・

約2年続いたプロジェクト
報酬0円のまま解散となりました。

週15時間稼働と考えて104週分ですから
1560時間もタダ働き
労働力の搾取を受け続けました。

時給1000円で計算しても156万円

時給1000円では到底納得できないので
せめて2500円。
それだとしても390万円が入らなかった
計算になります。

その時給分のお金がほしくてプロジェクトに
参加したわけではないので、
今更時給計算をしても何の意味もないのですが
改めて数字で出してみると
なんかやりきれない思いになりますね。

しくじり社長が起業して法人化する前後の失敗談でした。

搾取されてもなお学びがあったのか?

約2年間搾取されたわけですが
全く得たものがなかったのか?
と言ったらそうでもないわけです。

ビジネスマンとして大切なことは多く学びました。
出会った人と別のビジネスを今でも一緒にやっています。
若造だった私にはプラスの面も多かったです。

それでも無報酬はやばいっすけどね笑

さて、ここまで聞いてくださりありがとうございます。
ここから個人事業主のあなたへ、独立したあなたへ
搾取されないための心得をお伝えできればと思います。

今回のような体験は大小あれど多くの方が
経験しているのではないかと思っています。

力が上の人からの要望は無報酬でやってしまう。
無報酬でないにせよ半額以下の原価でやってしまう。
報酬は後回しにしてしまう。
報酬額を相手に決めさせてしまう。

ダメです。
もしあなたがまだ実績がない。
経験が未熟だとしても

料金体系を相手に決めさせてはいけません。
あなたの軸をしっかり持っておくこと。
これが重要になります。

とか言っている私も今でもついついやってしまいます。
報酬は決めずに先に成果物をあげてしまう。
その後にお金をいただくなんてことも多々あります。

この前なんて
力が上の人に依頼されて受けた仕事がありまして。
業界の最安値でも50万程度かかる仕事だったわけですが
振り込まれたのは18万円。

やられた!
と思いました笑

でもこれは私が最初に提示しなかったのが原因なんです。

なんとなく解決策が見えてきましたか?
そうです。

私のように報酬0円や無報酬にならないためには
もしくは言い値で相手方に報酬額を決めさせないためには

あなたの仕事の料金表を作っておくことです。

この仕事はいくらです。
これをするのであれば追加でいくらです。
という具合に相手に提示できるようにしておく必要があります。

簡単に言っていますが
起業して間もない頃や
新しい業界に飛び込んだすぐに
料金体系って決めにくいんですよね。

決めにくいというか相場感がわからないんです。

だから結局なあなあで
契約を取ることを優先してしまい
報酬が極端に少なくなってしまう結果になってしまうのです。

もちろん最初は実績を積みたいから
無料でもいいでやります。

これはOKだと思います。
明確な理由があって将来につながっていますから。

しかし、あなたが自信を持って
取り組んでいるビジネスであれば
相手にとってプラスになる商品であれば
きちんと値札をつけて販売することが重要です。

お店に行って値札がないと困りますよね。
言い値でいいと言ったら安くいうに決まってますよね。
値札がないと不安にもなりますよね。

周りでは当たり前にあるのに
ビジネスになると途端にやらなくなってしまう。

これが私が無報酬で働き続け、
労働力と知識と能力を搾取し続けられた原因です。

料金表を作るためには

あなたの価値は自分で決める。
これが料金表を作るということにもつながります。

ただ料金表を作ることで
カスタマイズが難しかったり
機動力に欠け結果契約に結びつかない
なんてことにもなりかねません。

やはり相場感がわかっていること
ビジネスをやる上では非常に重要になってきます。

料金表をお客様に提示できなくてもOKです。
ただあなたの中に基準となる芯があれば問題ありません。

多くの契約を取るよりも
組みたいお客様と気持ちよく仕事できた方がよくないですか?
結果別の案件に取り組める時間的余裕も生まれますので
売上は増えていきます。

そういえばこんな話を聞いたことがあります。
銀座に多くの不動産を持っている方がいるそうです。
そのかたに物件を売って欲しいとか貸して欲しいという
依頼は数多く来るそうです。

もちろん話は聞くそうですが、
相手が少しでも値切ろうとしてきたり
条件をつけてこようとするのであれば
即お断りするそうです。

すごいですよね笑
さすが銀座の不動産王笑

今の例は立場が上の方ですし
断っても次から次へとお客さまが来るので
別の話かもしれません。

しかし、
先ほどもお伝えしたように
あなたの中に基準を設けておくこと。

これは非常に重要なことだと思います。

基準を作るというのは
少々抽象的な言葉ですので、

具体的なアクションとしては
まずはあなたの仕事の料金表を作ってみましょう。

意外と新しい発見があるかもしれませんよ!

しくじり社長にならないために

本日は
2年間タダ働きで労働力を搾取された失敗談
から学んだこととして

あなたのビジネスの料金表を作りましょう。
あなたの中に基準を設けましょう。

というお話をさせていただきました。

自分だけでは決められない場合も多いと思いますので
誰かに相談してみるのも
良い解決につながるかもしれませんよ。

ぜひあなたは正当な報酬を受け取れる
そんな起業をしてください。

本日も最後までご視聴ありがとうございました。
今後も失敗談を中心に
起業や独立の話をしていきますので

ぜひフォロー等お願いいたします。

また、コメントもお待ちしております。
しくじり社長よしきでした!

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