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カンガルーケアが受けられないのはどうして?お母さんにできる対策は?【後編】

前回の【前編】では、カンガルーケアが進まない理由を大きく3つに分けてまとめました。
理由①:カンガルーケアはめちゃくちゃ業務効率が悪いから
理由②:カンガルーケアをできるスタッフ確保が難しいから
理由③:マンパワー不足・認識不足の中でのカンガルーケアは事故が起こり得るから

今回の【後編】は、前編でまとめたカンガルーケアの実施が進まない背景を踏まえて、産む側の立場であるお母さんサイドからは、どんな心構えや対策を準備したり対策したりすればいいか考えていきます。

カンガルーケアの実施が進まない中で「産む側」のお母さんができることや対策は何か?

前回、長々と「産むのを手伝う側」の視点からカンガルーケアの実施が進まない理由を書き連ねてきましたが、母子の立場からだけでコトを考えればカンガルーケアできた方がいいに決まっています。

混合栄養を含め母乳栄養を希望しているならなおのこと、カンガルーケアや出生直後の授乳は大事です。

産む側からの視点で考えた時にこの矛盾をどう乗り越えるか?と考えると、いくつかポイントがあると思います。
そのほとんどが、出産病院を決める前のポイントになると私は考えていますので「病院選びのポイント」と言い換えることもできるかもしれません。

あくまでも私の主観にはなりますが、そのポイントを1つずつご紹介していきます。

①病院の年間分娩件数が多すぎない。

まず1点目として、病院の規模に対して分娩件数が多すぎないこと。

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