Kindle出版をはじめて約2年!実際にやってみて思ったこと
Kindleで はじめて出版したのが2021年5月末のこと。
2021年は世界的に色々なことがあった年であり、
常に不安が付きまとっていて、それが副業をはじめてみようと思ったキッカケでした。
ちょうど2年前の今ぐらいに1冊目の執筆をはじめて、
その年のGWは、ほとんどKindle出版に時間を費やしていました。
1冊目は特に、色々反省点が多く、厳しいレビューも頂きましたが、
ホントにたくさんの方に読んで頂くことができ、
ありがたい限りです。
それから紆余曲折がありつつも、
出版数を重ねていき、
それなりの実績を残すことができました。
ちょうど良い節目ということで、
今回の記事では、ここまでKindle出版をやってみて、
思ったことを書いていこうと思います。
Kindle出版をはじめる上で最も大事なこと
Kindle出版をはじめる上で最も大事なことは何か。
何よりもまず、真っ先に記したいことです。
それは、
ということです。
これは自分自身にいつも言い聞かせていることであり、自分のために書いているという面もあります。
周りの人たちが成果を上げている中で、自身はそうはいかず、はじめのうちは応援できてたとしても、次第に劣等感にさいなまれることは、誰にだってあることです。
私もKindle出版を同時期に はじめたのにかかわらず、とんでもなく差を付けられちゃったなと思うこともありますし、この人の境地にはどうやったって届かないなと打ちひしがれることもあります。
そういった悩みを抱えてしまわないようにするには、人と比べないという手段しかありません。
そもそも、人によって、得意とするジャンル、副業に割ける時間、環境など、それぞれ条件がまったく違います。
私のことでひとつ例を出すと、
私の本職はSEなわけですが、
普段からコンピュータに触れているわけで、
ワードとかの操作でつまづくことは今さらほとんどないわけです。
一方で営業のノウハウとかは持ち合わせていません。
そんな風に条件や立場がまったく異なる中で
比べることはまったくもってナンセンスです。
大事なのは、過去の自分と比べて、自身がその時より成長しているかどうかという点です。
その成長速度に差が出てしまうことはどうしてもあります。
一生懸命にやっていれば結果が自然とついてくる。
なんて耳触りのよいことを私は言えませんし、
ひねくれものの私には必ずしもそうとは思いません。
しかしそれでもしっかり前に進んでいれば、ゆっくりと成果は形となってあらわれます。
ものすごく月並みな言い分ですが、ココはKindle出版に限らず、インターネットでの副業に取り組んでいくなら忘れてはいけない大事なことです。
Kindle出版はストック型副業なのか
ビジネスには、フロー型とストック型があり、
副業においては、時間を切り売りする売り切り型の「フロー型」より、一度仕組みを作れば収益を上げ続けられる「ストック型」が良いと言われているのは周知の事実だと思います。
そして、Kindle出版は「ストック型」にあたるとよく言われます。
一度出版してしまえば、Amazonという超巨大な市場に置いておけるわけですから、収益を上げ続けることも不可能ではないでしょう。
ヒット作であれば安定するけど、そうでなければ下がっていく、というような意見も目にしましたが、そんなことはないです。
一例として以下のグラフを見てください。
※規約の関係で金額は伏せています。
最近は出版前からベストセラータグが付くという方も多くなっていますが、通常はそんなことになりません。
それを実現するには、仲間であったり、仕組みであったり、そうした土台を作る必要があるのだと思います。
私のようにその土台がないようであれば、上グラフのように少しずつ上昇して、ようやくベストセラータグが付くというのが通常となります。
ですので、出版してから数ヶ月後、半年後、1年後、最長で1年半後に付いたモノもありました。
ヒット作が安定するのはある意味当たり前のことであり、そこまで押し上げる自力があるモノを作ることができればKindle出版は「ストック型」の副業と言えるのでしょう。
しかし、偉そうに語ってますが、私もすべてのKindle本がそんな理想的なグラフを築けているわけではありません。
以下のようにピークを過ぎて下降気味のモノもあります。
さらに言えば、グラフがまったく伸びてないモノもあります。
こう見ると悲しいですね。。そして現実は厳しいです。
そもそもストック型となる仕組みなんて、そうそう簡単に築けるわけがないんですよね。
正直なところ、フロー型、ストック型という分け方が今となってはピンと来なくなってきています。
何においても積み上げていくという点は同じですからね。
スキルや経験、そして実績を積み上げていくことで収益が増える。
それはフロー型と呼ばれている副業においてもまったく同じことが言えます。
そうやって分類している人は、ホントにすべてちゃんとやったことがあるのか、疑問に思うところがあります。
ということで、長くなりましたが、
Kindle出版はストック型副業なのかという疑問に対する私の結論としては、
ということです。
まったくもって回答になっていませんが、これ以上の結論は出せませんでした。
どうすればヒット作を生み出せるのか
収益を増やし、かつ安定させるにはヒット作を生み出す必要があるわけですが、ではどうしたらヒット作を生み出せるのでしょうか。
結論から言えば、それはわかりません。
というか、それは誰もわからないと思います。それがわかれば億万長者です。
しかし、取り組んだ方が良いことはあります。
実績者の方が以下ように言われているのを目にしたことがあります。
どれも大事だと思いますが、私の場合は1、2はやっておらず、3は最低限のことのみ、4はその本にあったカテゴリーのみしか申請していません。
1、2はやりたいのですが、新しい本の執筆に時間を使った方が良いと考えており、なかなかすべてはできません。
ですので、優先順位を付けていく必要があります。
この中で特に大事なのは5と6だと思ってます。
表紙については、早いうちからホントに良い表紙デザイナーさんに出会えたおかげで、私自身は何の苦労もしてません。
タイトルは苦労してます。
どんな本なのか、わかりやすくて、キャッチーなタイトル。
すぐには決められないので、シンプルイズベストを念頭にいつも中身を執筆しながら考えてます。
そしてもうひとつ大事なのは、やはり「内容」なのでしょう。
本を読むという方々は
インターネット上にある内容よりも深いモノを求めていることが多いです。
だから、それ以上のモノでなければ「内容がない」といったレビューがすぐについてしまいます。
魅力的なタイトル、表紙にして、内容を充実させること。
それがヒット作になっていく条件なのだと思ってますが、ブログをはじめとする最近のインターネット記事はとてもクオリティが高く、それを超えるモノを書いていくというのは、本当に難しいと感じています。
しかしそれをやっていかなければなりません。
そのためには、自身が書こうとしていることについて、誰よりも詳しくなる必要があります。
少なくとも、Kindle出版攻略とか、Kindle本の書き方とか、そうした情報ばかりをインプットとしていてはいけません。
特に情報商材というのが私はすごく苦手で、
私には、今流行っているやり方に対して、
そんなことを繰り返しているようにしか見えません。
そこに時間やお金を割くのではなく、自身が書こうとしていることについて、詳しくなるために自己投資したり、勉強会に参加したり、自分自身で体験してみたりと、そちらに力を入れていかなければいけないのは間違いありません。
そうやって生み出したモノかどうかがヒット作の条件なのではないかと思ってます。
そして、毎日のように新しい情報が多方から流れ込んでくる中で、何が大事であり、何をすべきなのかを見極めることができなければ、損ばかりしてしまうということは踏まえておいた方が良いと、つくづく感じています。
今後の展望
最近は、個人出版とは思えないくらいのクオリティのKindle本が増えてきています。
一方で、明らかにAIが書いたとわかるようなモノも増えてます。
KENPのページ単価も大きく変わってますね。
2年前と比べて、かなり下がってますし、逆に表紙作成などの外注単価は上がってます。
しかしページ単価が下がっている一方で、オールスターボーナスという形で、よく読まれたKindle本の著者に還元されるようになり、実績者にとっては以前よりも収益が増えたというケースもあります。
この状況の変化に合わせて、
やり方を変えていかないといけないなと考えています。
これまでは1ヵ月1冊とか、
そんなペースで出版するやり方でしたが、
もうそれは辞めて、もっと1冊に時間をかけて、
それこそペーパーバックの値段で販売しても
恥ずかしくないような、そんなモノを作っていきたいです。
最近は、出版したら特に宣伝も何もせずとも
一定数の方に読んで頂けるようになりました。
また、AmazonセールやPrime Readingの対象にもたくさん選んで頂いています。
そうした方々を裏切らないような、
そんなKindle本を作っていきたいです。
そしてそのためには、
新しいことにも挑戦していかないといけません。
なかなか前途多難ではありますが、
どこまでやれるか、どこまで続くか、
自分でもよくわかりません。
ということで、そこまで有益なことは書けていないのに、ダラダラ長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました!
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