【Kindle出版】月収3万円超の印税を得るために行った戦略1
3ヵ月で月収3万円超の印税。大したことないと思われる方もいるかもしれませんが、Kindle出版で月収3万円稼ごうとするとかなり大変です。
TwitterなどのSNSでフォロワー数が多ければ、それはもしかしたら簡単なのかもしれません。
しかし、わたしのTwitterのフォロワー数は30人足らず。
この絶望的とも言える影響力。これでどうやって集客、露出するのか。
ただ闇雲に本を書いても収益を得るにはなかなか難しい条件です。
その条件下で3万円の収益を上げられた。そこには、わたしなりの戦略があります。
今回はその戦略について書いていきます。(少し長くなるので何回かに分けて書いていきます。)
Kindle出版をする目的
何をするにでも、まずそれをやる目的を明確にすることから始まります。戦略を立てるにしても、目的が定まってなければ立てようがありません。
「Kindle本を作成する。」
誰でもノーリスクで始められるという謳い文句がよく聞こえてきます。
もちろん、それは間違いではありませんが、どんな本を書くのか、その構想から始まり、ひとつの本として完成させるのは大変なことです。
そのために費やす時間も多いです。若い方はとくに、その時間はとても貴重です。
ですのでまず、Kindle本を出版することで何が得られるのか、それを明確にすることから始めます。
わたしが考える「Kindle本を出版することで得られるモノ」は以下3つです。
1.自己満足
2.自身のブランディング
3.印税
自己満足
「自己満足」、文字にするとマイナスのイメージを与えやすいですが、これも立派なKindle出版の目的です。
自身の生い立ちからこれまでの半生、自身が経験して感じた想いなどを何らかのカタチで残しておきたいというのは自然なことです。
それをAmazonという誰もが知るスペースに置いておけるわけです。これほどありがたいことはないのかもしれません。
自身のブランディング
本の著者である、それだけで「権威がある人」と、世間は捉えます。
「名刺代わりの一冊」、成功者の多くは自己負担で出版してでも、そうしたものを作りたがる傾向が強いように思います。
著者になるだけで高まるブランディング効果は、それだけ大きいのでしょう。
最近は、プログラマでも自身のポートフォリオを作成することが多くなっています。
少し前までは、Webデザイン系のエンジニアが作るものでしたが、今やそうではありません。
就職・転職活動、それから副業で案件を取るときもこうしたポートフォリオを使って自身をアピールするわけです。
自身の人物像から始まり、これまでの職歴や成果物、保有スキル、資格などを書き並べるのが一般的ですが、採用担当者いわく、どれも似たようなポートフォリオが多く、特色がなくなっていると言っていました。
そこで最後に自身の出版物を書く、それだけで他と大きく差別化できると思います。
実はわたしも先日、開発案件を1件受注することができました。超買い手市場となっている中、報酬額もそれなりに良いです。これもKindle本によるブランディング効果によるところが大きいと思ってます。
印税
Kindle本を出版して印税収入(ロイヤリティ)を得る。
シンプルでかつ直接的な目的です。
Kindle本の場合、印税率が高いです。最大70%。最大印税率を得るための条件も、
「KDPに登録して、本価格を250円~1250円以下で設定する。」
それだけであり、条件なんてあってないようなものです。
Kindle本を出版する上でかかる費用も一切ありません。無料でAmazonというシステム障害もほとんど発生しない安定したスペースに置いておけるわけです。
目的がこの「印税」であったとしても、「自己満足」と「自身のブランディング」は副次的にセットとなってついてきます。
そして何より、一度出版すれば、半永久的に印税が入り続けます。
長い人生、その途中で何が起こるかわかりません。有事の際、何もできなくても収入が入ってくる。今のうちにそんな仕組みを作っておきたい。
そう考えたわたしは、Kindle出版を始めた当初、この「印税」を目的としました。
戦略なしでやるとどうなるか
Kindle出版は、まさに「やらない手はない」
ここまでの内容で、そんな風に聞こえるかもしれませんが、現実は非情です。
以下はわたしが何も考えず、とりあえず書きたいことを書いた本を出した場合の印税です。
「一度出版すれば、半永久的に印税が入り続ける。」とはよく言ったものです。見事に「0」がずっと続いています。
「印税」を目的として場合、書きたい本を書いたとしても、まったく読まれないという厳しい現実が待っています。
読まれないのであれば、内容うんぬんは関係ありません。まず、読者の目に留めてもうら必要があるのは明白です。
では、どうしたら良いのか。
この厳しい現実に直面したわたしはどうしたのか。
今回は一旦ここまでにして、次回、その点について詳しく書いていきたいと思います。