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絶望!副業を頑張っても報われるとは限らないという話

副業で稼ぐ。

それは決して簡単なことではありません。

朝早くに起きて、会社に出社する前に作業する。

様々な理不尽にも耐え忍び、会社から帰宅してからまた作業する。

それは会社員だけに限らず、
どんな方でも同じです。

日々の生活の傍らで、
自身の自由時間を削って作業する。

そうして苦労して作業しても、
思うように成果が上がらなかったり、
いろいろ言われたり。

それでも諦めることなく辞めずに続けるためには、
自身を支えてくれる強い「何か」が必要です。

私の浅すぎた野望と崩壊

私は、不動産投資をしておりますが、
それと絡めて以下のような野望がありました。

給与所得、不動産取得、事業所得

それらで損益通算して節税するぜ!

副業がうまく行き出したから、
開業届出して、青色申告にして、
青色申告特別控除も受けるぜ!

不動産投資ローンの利息支払い分は、
費用計上できるから、
毎月のローン支払い額を増やして、
赤字をたくさん出して、
副業収入と相殺するぜ!

しかし世間はどこまでも厳しく、
そんなにやる気を出しても、
あまり報われない。

確定申告をやってって、
そんなことに気がつきました。

理由はいくつかありますが、
まずは2023年10月からはじまる
インボイス制度が挙げられます。

インボイス制度とは

インボイス制度とは何なのか、
一言で簡単に表すと、

これからは個人事業主に対しても10%の消費税を徴収する

ということです。

上記では個人事業主と書きましたが、
正確には売上が1000万円未満の小規模事業者
いわゆる「免税事業者」が該当します。

例えば、床屋で髪を切ってもらったとき、
当然、消費税を含めた代金を支払うわけですが、
その支払った消費税は、国には行かず、
床屋に入っていました。

本来、消費税は客(消費者)から預かったものであり、
国に払わないといけないものなのですが、
小さな会社を支援するという意味でも、
その消費税分はポケットに収めて良いですよ、
ということでした。

ただ消費税も上がっており、
それはずるいだろう、
ということで、インボイス制度により、
そうした優遇は撤廃するということです。
(感染症対策などで税金をばらまいたのでその回収に走っているということですね。あと、免税のために会社を複数立ち上げるという裏技に対する対策とか、思惑はいろいろあるのでしょう。)

「制度」という名前が付いているとおり、
話はそれだけではなく、
これからは国が定めた形式の
請求書(適格請求書)しか認めないなど、
ルールができたわけなのですが、
大事なのはやはり
個人事業主も売上に対して10%の消費税を払って
となったということです。

あともうひとつ大事な点は、
消費税は「売上」に対して発生するということです。

所得税や住民税などは、
収入(売上)から費用(経費)などを引いた
「所得」から算出されます。

消費税は、費用を引く前の「売上」から算出するため、
どんなに経費がかかったとしても、
100万円の売上で10万円払わないといけません。

それは大きすぎる変化です。

これからの副業について

開業届を出して事業主となり、
さらに課税事業者となった場合、
これからは免税がなくなるので、
消費税を払わないといけません。
※補足
インボイス登録は任意のため、
対企業との取引がなければ、
上記の限りではありません。

頑張って副業して、
事業と認められるような規模まで稼いでも、
たんまり税金を払わされるだけ。

会社員としての給与からも、
めちゃくちゃ引かれてるのに、
まーた引かれる。

せっかく年収は上がったのに、
手取りは大して増えない。

確定申告の準備を進めているうちに、
だんだんテンションが低下してきてしまいました。

やればやるほど負担額が増えていきます。

どちらにしても、
去年は副業に力を入れすぎました。

限られた時間の中、
もっと大事なことはないか、
そんなことも考えつつ、
もう少し緩めにやっていこうと思います。

かなり愚痴っぽい記事になってしまいましたが、
それでも最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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