見出し画像

陣痛アプリつけるひと 授乳記録もね、

陣痛きたっ
ポチ

おわった
ポチ


未分娩の方の申し送りで
「〇〇さん、陣痛アプリつけてるんでまだまだですね」
というのは、
助産師の中でもよくある話。

スマホを触れるくらい余裕があるうちは生まれない、
陣痛に集中していないからまだ生まれない、
ということです。


授乳のときも、律儀に
右スタート
ポチ

終わって、次ひだり
スタート

(あっ、終了押すの忘れてた💦)

私たちが聞く、
「1日何回飲ましてますか?」
「さっきはどちらから飲ませましたか?」
という質問に
そんなに正確答えなくてもいいのに。

いまの人は
キチンと答えないと、と思うのかしら?
だいたいの自分の感覚ってないのかしら?
と、
違和感しかなかったのですが、
息子に言われて納得いきました!

「便利なものがあるんだから、頼れることは外注する」
なるほど!

自分で覚えていなくても良いことは
スマホを開けばよいじゃん、
ということらしい。

それもありか!

しかし、
自分で覚えようとしないことで
陣痛間隔を覚えるべき脳の領域を違うことに使ってしまうなら、
あなたの身体はオーバーワーク
なおのこと陣痛に集中できないのでは?

だから、頭ばかりに血流が行き、
足の感覚が薄くなるんです。


生まれた時から情報量の多い現代の妊婦さん世代。
妊娠するとボーッとするのも
産後のマミーブレインも
必要だからそうなるのですよ。

お腹の赤ちゃんとご自身の身体に目を向けるために。
必要なことだけ考えるために。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?