【読書メモ】マンガでよくわかる 教える技術

マンガでよくわかる 教える技術 石田 淳 https://www.amazon.co.jp/dp/4761270578/ref=cm_sw_r_tw_dp_9QVAVS7D7WJ5S1X1JB36

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Chapter1

そもそも教えるとは何か?
ー相手から望ましい行動を引き出す行為のこと!

教える内容を「技術」と「知識」に分ける
「知識」:聞かれたらこたえられること
「技術」:やろうとすればできること

できる社員の「行動」を分析する
→成果を出している人は成果の出る行動をしている
 望ましい行動を書き出してチェックリスト化する

<感想>
・教えるとは「望ましい行動」を引き出すこと、というのは明快だなと思った。
・仕事を引き継いでいるときに「仕事としては回るけどそのやり方だと非効率なんだよなあ…」といったように”望ましくない行動”だなあと思うことはあった。それもまさに教えることの範囲なのだったのだなあ。
・「やろうとすればできる」ためには、それがどういうことか「聞かれたら答えられる」必要があるように思うけど、知識→技術という書き方はされていないので完全に分けられるものということ?


Chapter2

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「わかりました!」をあてにしない
 →復唱させる・レポートを書かせる・仕事での活用方法を説明させる

指示や指導を具体的な行動で表すこと
 →MORSの法則を意識して具体化する!

【MORSの法則】
・Measured  計測できる
・Observable 観察できる
・Reliable 信頼できる
・Specify 明文化されている

スモールゴールを設定する
 →ちょっとがんばれば達成できる!くらいがちょうどいい。

一度にたくさんのことを教えない
 →1回に3つまで。

<感想>
「わかりました!」をあてにしない よくあてにして結果アウトプットの手直しがものすごいみたいなことをやっていたので耳が痛い


Chapter3

100点の取れる課題で成功体験を積ませる
 →自信なさげな若者に有効。やり遂げられたことをきちんとほめる。

ABCモデルを駆使して正しくほめる

【ABCモデル】
A:Antecedent(行動直前の環境)
B:Behavior(行動・発言・ふるまい)
C:Consequence(結果した直後に起きた環境の変化)

AによってBが引き起こされたとき、
Cが望ましいものであればAに影響を与えるため再びBが繰り返される。
一方で、Cが望ましいものでなければBをしなくなる。

部下の望ましい行動に対してほめるというご褒美を与えて、その行動を繰り返させるようにする

人格や性格を叱らない。行動を叱る
 →誰が叱るか、も重要

<感想>
・ほめて伸ばす、というのはよく言われているけど、望ましい行動をほめることで行動を引き出すことが重要だったんだなあ…
・行動をほめるためには、なにが望ましい行動なのかをわかっていないとダメだし、きちんと実践できているのかどうか部下を日頃からよくみることも大切。