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【26点】ファイナルファンタジーⅥ
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作品情報
発売日 : 1994/4/2
ハード : SFC/GBA/PS4/Switch/Steam/iOS/Android
世界観
1000年前に起きた魔法の力を巡る大戦争「魔大戦」
全てを焼き尽くしたその戦いが終わった時、世界から魔法の力が消えさり、人々は蒸気と機械の力で世界を復興させていった。
しかし、時の帝国皇帝ガストラは幻獣界に潜む幻獣達を発見したことを機に、機械と幻獣から取り出した魔法の力を組み合わせることで魔法に代わる新たな力「魔導」をこの世に生み出し、手中に収めたその強大な力で世界征服をもくろむようになっていった。
それから十数年、ナルシェの炭坑に氷漬けの幻獣がいるという情報が入る。
ガストラは幻獣界への侵攻時に発見し帝国兵として養育していた強い魔導の力を生まれ持つ少女ティナ、帝国兵のビックス、ウェッジをその地へ向けて派遣する。
良い点
ストーリーとキャラクターの深さ
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ストーリーの舞台は、世界を支配する帝国が存在する架空の世界であり、帝国の支配に反抗する反乱軍の活躍が描かれます。
また、キャラクターたちの背景や人間ドラマも描かれています。
主人公のティナは実験の被験者とされ、自分が何者であるのか、人間なのか魔物なのかを悩むことになります。
このようにキャラクターたちが抱える悩みや過去の出来事がストーリーの展開に大きく関わっています。
ドット絵最高のグラフィック
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1994年に発売された当時、スーパーファミコンのハードウェアの限界を超えた美しいドット絵で注目を集めました。
ゲーム中のキャラクターや背景は精巧に描かれ、細部まで緻密に作られています。
ドット絵というと、今ではレトロな印象がありますが、FF6のドット絵は今でも見ていて飽きることがありません。
また、FF6のドット絵はキャラクターの表現力が非常に高い点でも評価され、キャラクターの表情や動きがきめ細かく表現されており、物語の感情をより深く伝えることができます。
さらにFF6のドット絵は背景や世界観の表現にも優れています。
各地域の背景はそれぞれ独特の雰囲気や特徴を持ち、プレイヤーをその世界観に引き込むことができます。
戦闘シーンの背景も戦闘場所によって異なりその場所の雰囲気を表現しています。
FF6のドット絵はその美しさや表現力を今でも多くの人々が愛し、その美しさを称えています。
映画のようなオープニング
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FF6のオープニングシーンは魔道アーマーが雪道を歩くシーンで始まります。
このシーンはプレイヤーに物語の舞台となる世界観を紹介すると同時に、物語の冒頭部分における緊張感を高める重要な役割を果たしています。
雪道を進む魔道アーマーの迫力ある外見や雪景色の美しさによって、プレイヤーに不思議な世界観の中に引き込まれるような感覚を与えます。
また、シーンの背景に流れる壮大な音楽によって物語が深みを持ったものであることが印象づけられます。
さらに、このシーンで魔道アーマーが進んでいく過程で、シーンの最後にはナルシェ炭鉱が遠巻きに見える演出がなされます。
プレイヤーは物語の謎めいた要素に触れ、物語の展開に興味を持つようになります。
ピクセルフォント(ピクセルリマスター版)
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原作で使われていたようなドットのフォント「ピクセルフォント」を選択できます。
ブースト機能(ピクセルリマスター版)
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エンカウントOFFや、獲得経験値・獲得ギル・魔法取得値を0〜4倍に設定することがかのうになりました。
悪い点
街や民家の変わり映えがない
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当時のハードの限界まで引き出している事から容量節約の為かデザインを再利用してるケースが多く見られ、ダンジョンやエリアの外観が非常に似ていることがあります。
新たな街に踏み入れても見覚えのある景色ばかりで街ごとの特徴の違いや景観を楽しむことがあまりありません。
飛空挺の場所に戻るのが面倒
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飛空挺から降りて徒歩で移動すると飛空挺を降りた場所がどこだったかを覚えておくのは難しいです。
飛空挺を降りた場所から徒歩で移動しすぎると経由した逆の順路を行かなければならない場合があり、手間がかかります。
プレイのほとんどが仲間探し
反乱軍の一員となってストーリーが展開されます。
協力者探し→作戦決行→散り散りになった仲間探し→ラスボス
といった順で話が進むためゲームプレイのほとんどが仲間探しで終わってしまいます。
総評
ピクセルリマスターしなくても元々綺麗だった
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発売から数十年経過した今でも多くのファンから愛され続けているRPGです。
その多彩なキャラクターたち、ストーリー、名曲揃いの音楽、そして魅力的な世界観など多くの魅力があるゲームです。
今回のピクセルリマスター版では原作に比べてグラフィックの進化こそありません。
しかし音楽のリメイクや新たな要素も追加されました。特にピクセルフォントやブースト機能の追加によってより快適に、よりスムーズにゲームを進めることができるようになりました。
ただし、移動の面でのストレスや街並みのワンパターンさといった問題点も残っています。また、ピクセルリマスター版が元々の雰囲気を損なっていると感じる原作ファンもいるかもしれません。
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