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川上未映子さんのエッセイ

川上未映子さんってご存知ですか?

私が高校生か大学生のときに、
たぶん大学1、2年生のような気がするんだけど、
川上未映子さんの「発光地帯」というエッセイ集が欲しいと思って購入した。

初めて手にとったとき発光地帯の名に相応しい装幀だと思った。
見た目がすごくどんぴしゃで、ごてごてしくない繊細な華やかさ。

そんな何年か前に購入したエッセイ集を
なんとなく読みたくなって再読。

***

大人になったから分かる良さがある。

丁寧で綺麗。
一文一文が発光しているのですよ。

美しい文章が好きな私にとっては最高の一冊。

なにが好きかなぁ。
•最終の夜のこれがチャンス、あるいは7時半になって夜がきた
•世界なんかわたしとあなたでやめればいい
•四月だいすきな四月だった四月
•世界クッキー
•僕らは麦だよ
•すてきなお化粧品売り場
•純愛に、触れることはできません
•きっとみんな、そうでしょう?
•発光地帯
とかとか。

たくさん挙げた。というか全部好き。
全部みんなに伝えたいくらい好き。
私の好きなところはここと、ここと、あそこと、って教えてあげたい。

***

こういうお気に入りの本だけを、自分の本棚に並べて、
何回も何回も繰り返し読みたい。

そしてその本棚をずっと眺めていたい。

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