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障害対応の迅速化・高度化を支援するシステム

日立製作所は鉄道設備の輸送障害発生時において指令員による早期の障害原因の特定や復旧方法の指示を可能とするAI支援システムを開発し、JR東日本と共に現場実証を経て実用化した事を発表したそうです。
設備の状態確認を実施すべき箇所や原因の絞り込みを行うAIを活用した輸送障害時の復旧支援システムを実用化し、首都圏に導入を開始するそうです。


鉄道設備の障害発生時において現場を直接確認する事が困難な中央の指令員は経験・ノウハウに基づく情報収集と判断が重要となるそうですが、長年のノウハウの継承には時間を要する他、特に発生頻度の低い障害については熟練の指令員でも経験を積む事が困難な為、難しい判断・対応が求められるそうです。


JR東日本では自然災害や設備故障に伴う輸送障害の発生時に、デジタル技術を活用して更なる早期復旧を目指した取り組みを行っているそうです。


このシステムでは障害発生時に発生したエラー内容や現場で行った確認事項を指令員が入力すると、日立独自のリコメンドAI技術により過去の障害対応に関する記録から類似度の高い事象を判定してダッシュボードとして一覧化し、過去の類似事象の原因や対策をグラフィカルに分かりやすく提示するそうです。

踏切の安全確認とかで遅れる事がよくありますから、こういうシステムがあれば早期復旧できるから良いですよねー。
人身事故対策も充実させてほしいと思っていて、まずは都市部のどの駅にもホームドアを設置してほしいですね!

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