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ラゲブリオは費用対効果が低い

厚生労働大臣の諮問機関である中央社会保険医療協議会で、コロナによる重症化を防ぐ治療薬として国内で既に1600億円以上を売り上げているラゲブリオに対し、費用増加との評価が下されたそうです。
要はこの薬を使ってもコロナによる入院や死亡のリスクは一般的な治療と変わらず、余分なお金だけがかかるそうです。

ラゲブリオには元々現在の状況で本当に効果があるのかを疑問視する声があったそうで、当初効果がある事を示した試験の際に流行していたのはデルタ株等毒性の強い変異株が中心だったからだそうです。
又、臨床試験の対象となった患者はワクチンを接種していなかったそうで、重症化リスクがそもそも高かったそうです。


2023年には欧州医薬品庁はこの結果をもとにラゲブリオには治療現場における有用性が証明されていないとして販売承認の取り消しを勧告し、その後販売会社は承認を取り下げたそうです。
これ以降ヨーロッパでは有用性が証明されていないと販売されなくなったそうです。


これだけコロナが脅威ではなくなってきたという事ですし、そんなに薬に頼らなくても良くなってきたという事ですね。
基本的には風邪薬で症状を抑えて、亜鉛サプリ等で後遺症を防止するだけで充分だと思います。


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