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何故白黒幕はお葬式で使われるのか?

白黒幕ってお葬式で使われてますけど、何故お葬式で使われているのか気になったので調べてみました!


この白黒幕は鯨幕という名前だそうで、1つ目の由来は鯨の体の背中側が黒くて腹側が白い事だそうで、2つ目の由来は鯨を切り分けた際に黒い皮を剥ぐとその下に白い脂肪がついている事だそうです。


日本では黒は高貴な色とされていて、結婚式等の慶事で使われ、神事では古くから鯨幕が使われていたそうです。
現在でも皇室では納采の儀や結婚式等の慶事にも鯨幕を使うそうです。


しかし江戸時代に弔事は黒という西欧文化が入ってくるようになってから、日本での弔事に黒が使われるようになったそうです。
そして現在のように鯨幕がお葬式等の弔事で一般的に使われるようになったのは昭和初期に葬儀社が使うようになった事がきっかけだとされているそうです。


鯨幕の代わりにめでたい時には現在のように紅白幕が使われるようになったそうで、その由来は赤が出生、白が死を意味し、その2つの色の組み合わせで人の一生を表しているという説等があるそうです。


白黒幕もめでたい時に使われていたのは驚きですねー。
でも白黒幕は落ち着いた雰囲気があるのでこれはこれでめでたい時に使うのも良いかもしれませんね!
紅白の赤が出生、白が死という意味も知らなかったです!


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