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在宅勤務定着のリスク

アメリカでは在宅勤務がすっかり定着し、多くの会社員が職場に戻らない状態が続いているそうです。
アメリカ人の出社嫌いは商業用不動産市場の悪化を招き、不動産融資を主要業務とする地方銀行の経営を圧迫し、景気の足を引っ張る一因になっているそうです。


アメリカ人が在宅を好む背景には、長い通勤時間や利便性に欠ける公共交通機関、広い家等があるそうです。
とある男性は、職場まで片道2時間かかる上、交通費も出ないと説明しているそうです。


アメリカのとある不動産サービスが今年5月に公表した推計によると、コロナ前を100とした場合のアメリカ主要都市のオフィス出社率は40~60%程度だそうで、これに対してヨーロッパの都市は65~85%、東京は80%、北京やソウルは100%で、アメリカの低さが突出しているそうです。


アメリカでは企業がオフィスを縮小する動きが広がった結果、ビル所有者の賃料収入が減り、ローンを返済できなくなる事例が増えているそうです。


商業用不動産向け融資の主な担い手は地域に密着した地銀だそうで、貸し倒れが増えれば破綻のリスクが高まるそうです。


僕は在宅勤務に憧れているのですが、定着率が高くなると金融危機にまで発展しかねないのは怖いですね。
オフィスを縮小しても影響が出ない仕組みを作れたら良いんですけど難しそうですね、、、。

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