禊祓詞 / 天津祝詞 備忘録(二)
高天原に神留坐す
神魯岐神魯美の命以て
皇御祖神伊邪那岐命
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
御禊祓ひ給ふ時に
生坐る祓戸の大神等
諸の枉事罪穢を
払ひ賜へ清め賜へと申す事の由を
天津神 国津神
八百万の神等共に
天之斑馬の耳振立て聞食と
恐み恐み白す
天祝詞太祝詞(あまつのりとのふとのりと)
タカマパル : 高天原(たかまのはら)
カムロキミユ : 神魯岐(かむろき) 現れ成る
イツァナキヨ : 伊邪那岐(いさなき) の世
ウツジュケグマカ : 生じて 鬱積した 罪 穢れ 禍事
プルクチミソユキ : 震わせ 活性化し 奇しき 力で 禊ぎ
パラペトノィヲ : 祓戸大神 (はらへとのおほかみ)
アポキパル : 阿波岐原(あはきはら)
キヨメタモラム : 清め賜へ ※清めて賜ふ
ta ka ma pa ru
ka mu ro ki mi yu
iu tsau na ki you
u tu jiu kai gu ma xa
pu ru ku tiu miu so yu ki
pa ra pai to noi wo
au po ki pa ru
ki you mai ta mou ra mu