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捨てられない中国語の辞書

中国語の学習をしている。
しかし、紙の辞書は高い。
現代は何でもスマホで調べられるから、紙の辞書などいらないという人も多いだろう。だが困ったことに、私は紙の辞書が好きなのである。
古本屋を探し続けて買った辞書がある。
小学館の中日辞典第2版だ。
わからない言葉があるとこの辞書を使って調べていた。
そして、第3版が出た。
辞書は新しいものがいいとよく言われている。
第3版も中古だが手に入れた。
そして問題は第2版だ。・・・捨てられない。愛着がある。
2版にあって3版にないものを探してみた。
例えば、「住宅」。2版には中国の住宅について、3点に分けて細かな説明がある。3版にはない。2版の情報は古いのかもしれない。でも、読んでいて面白い。
また、「婚纱」という言葉は、ウエディングドレスと言う意味なのだけれど、ショーウインドウに飾られたドレスの写真が2版には載っている。3版には載っていない。ウエディングドレスくらい、誰もが知っているからだろう。「快相,快像」のところにも、2版はスピード写真機の部屋の図があるが、3版にはない。スピード 写真機は、日中ほとんど変わりないように見える、機会があって椅子がある。ただ、それをわざわざ載せてくれている2版が愛おしい。
「礼仪小姐」のところにも、しっかりと案内嬢の写真がある。いらないといえばいらないが、これらの写真が載っている辞書を捨てられない。
捨ててしまったら、2度とその時代を味わうことができないと思うと、捨てられない。
・・・同じ気持ちの人は、いませんか?

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