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運動とわたし

7月16日(日)、はじめてのハーフマラソン「小布施見にマラソン」に参加しました。面白い世界に足を踏み入れたので日記として記録します。

きっかけは運動大好きな父からの猛烈なオファーでした。
このマラソンは両親がもう何年も一緒にふたりで参加していて、お土産話をよく聞いていました。まさか自分が参加するなんて考えていなかった頃の自分へ、案外楽しい祭りだったよ。

私は来年の秋から海外へ拠点を移す予定です。末っ子で両親から愛情をたっぷりと注いで育ててもらい、とてもありがたい環境で育ちました。
今年は両親との時間を重要視しており、そのタイミングで父からのオファー。迷いなくスッと参加を決め準備(?)を始めました。準備といっても私が人生で走った最長距離は3kmくらいです。中学高校は運動部に所属していたけどそこまで長い距離を走らなかった。高校はゆるゆるな持久走大会で、確か5kmくらいの予定が風が強くてコースを短く修正したような気がする。笑

春までは週末にコツコツ走ったり一駅分多く歩いてみたり。順調かと思っていたけど、暑くなるにつれて笑えるくらい運動しなくなりました。だって、暑いし日焼けするもんね…。毎年涼しい部屋にしかいない夏、今年は少しだけ冒険をしてみます。

今回の参加者は両親と私です。関東に住んでいるので前日から父の運転する車で長野入り。母は何度も参加しており、余裕の表情。おやつを持ち込み、私と一緒に車内で大好きな歌を歌い、もはや遠足気分でした。母の楽観的で柔らかい空気と父の計画的でメリハリ型の性格が旅になると顕著に現れて本当に面白いんです。久しぶりの遠出、後部座席でのお昼寝が至福でした。受付を前日に済ませて、早寝。7月の長野、山の中での宿泊ということもあり夜はクーラーいらずでした。

朝6時からスタートなので、朝というか夜更けに動き出してスタート地点までバスに揺られて移動。いざ、スタート。数kmで両親と別れて孤軍奮闘。

感想:ハーフマラソン、超長いけど楽しい!

今回参加した小布施見にマラソンの特徴は大量の美味しいエイドステーションたち。数kmごとに小布施の特産品を食べられるブースがありました。飲み物も、常温ポカリ、氷入りポカリ、常温水、氷入り水が常設されていて感動。氷袋も、ありがたかったし冷却スプレーを持っていてくれたスタッフの方へ、本当にありがとうございました。具合が悪くなった方のためにリタイア体制も万全で救急車やランナーを回収する車も待機。走りながら周囲を警戒しているドクターの方も多くいて、安心できました。個人的エイドヒットはリンゴのジェラート、プラム、大根の漬物でした。お寺のそばにあった野沢菜も塩分が身体に染み渡ったなぁ。私はギリギリ完走できました。めちゃめちゃ辛くて暑かった。でも小布施の美しい景色、住民の方がコース沿いで声援を送って下さったり、ホースで水をかけてくれたり、葡萄畑の横を走ったりした新しい、楽しい時間でした。

筋肉痛に3日苦しみ、死んだ両足の親指の爪は未だ復活しておりません。とりあえず暑過ぎる夏が過ぎるまで家で過ごした後、日常にランニングを取り入れてみるのも悪くないな、と思った初夏の記録。

榛名湖。最終日はぐるっと長野をドライブしました。
父、体力がありすぎる。

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