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迷惑をかけて生きる

日本では、「人に迷惑をかけてはいけない。」と、子どもの頃から教えられることが多いですが、私はこの言葉があまり、しっくりきていませんでした。

迷惑をかけずに生きるなんて、無理だと思ったからです。

そんなとき、大学生くらいの頃、とある先輩がこんな言葉があると教えてくれました。

「あなたは人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい。」

これは、インドでの子どもへの教えだそうです。

私は、迷惑をかけてきた側の人間なので、この言葉にはとても救われました。

「迷惑をかけた分、人を許そう。」

そう思うと、気持ちが楽になりました。

生きている以上、どこかで人に迷惑がかかってしまう。だからこそ、反対にその分、人を許す、これなら、私にもできそう、と思ったのです。


また、『ONE PIECE』のルフィの名言

「何もできねぇから助けてもらうんだ!!!」

「俺は剣術を使えねェんだコノヤロー!!!」

「航海術も持ってねェし!!!」

「料理も作れねェし!!」

「ウソもつけねェ!!」

「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」

漫画『ONE PIECE』10巻より

この言葉たちも、私は大好きです。

誰にだって、得意なこと、不得意なことが必ずあるはず。

だからこそ、得意なことでは自分の力を発揮して、不得意なことでは、それが得意な人を頼る。

ルフィの、仲間を信じているこの言葉が、人を頼るのが下手な私にとっては、初めて読んだ当初からとてもとても響きました。

私は、誰かに助けてもらってないと、ここまで生きてこれなかったです。(死にたいと思ったこともありましたが、いろんな人が手を差し伸べてくれて、ここまで生きてこれました。また記事にします。)

いろんな人に助けてもらったからこそ、今の自分があります。こんな私を、好きでいてくれる友だちや周りの人もたくさんいます。

これからも、人に迷惑をかけた分、人に優しくあれる、人を許せる自分でありたいです。


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