iPadでイラストを三年間描き続けた結果
2020年の2月。
育休中のわたしは、それまでアマゾンプライムを見るだけだったipadで絵を描き始めました。
それから早三年弱。
育休から職場復帰。第二子を授かり、今また育休中です。
怒涛のように毎日が過ぎ去り、絵を描く時間も気力も無い日々が続いておりましたが、思うところあってまた絵を描き始めました。
ちょっと振り返ってみたいと思います。
描き始めて一年間の振り返りはこちらです。↓
2021年5月。このまま描かなくなる気がして焦って描いてみる。
職場復帰して１ヶ月。
気づいたら、ipadを触ってすらいないことに気がつき、なんかこのまま描かなくなる気がして焦って描いたのがこちらです。
焦っている気持ちが前面に出過ぎていて、焦ってんな〜って感じです。
輪郭はトレースし、顔面や髪の毛にアレンジを加えています。
線も塗りも雑ですが、目の中と唇はこだわった記憶があります。
2021年冬。なぜかいきなり果物を描く。
その後、いきなり冬になります。もうすぐ産休入る頃です。
気持ちの余裕が出てきたのか、絵をまた描き始めたのですが、なぜか果物。
しかし先ほどの絵とは打って変わって、描き込みの丁寧さに余裕っぷりが滲み出てますね。「あともう少しで産休入るから」という安心感でしょうね。
2022年年明け。厚塗りに憧れる。
お休みに入って、他の絵描きの方の絵を見る時間が増えました。
どうもわたしが「素敵だな」と思う絵は、厚塗りが多いと気づきます。
その憧れのまま厚塗り絵を描いてみますが、なんとも言えない仕上がりに。
今見てもなんとも言えない。
まあ、うん。なんとも。
2022年春〜初夏。迷走。
迷走します。
描きつづけてはいるが、とにかく迷走しています。
素敵だな〜と思う絵と、自分の絵のギャップに打ちのめされながら描いてます。
もうなに描いていいのか分かんない状態です。
その迷走っぷりをさあ、ご覧ください。
2022年夏。やっぱり自分の描きたいものは、わたしの住む街なんだよな。
まわりまわって、やはり戻ってきました。
やっぱり、地元の好きな場所を描きたいなあと思いました。
美味しいと思ったものや、ときめいたものを絵に描くのが楽しいなあ。
商品だけじゃない。
お店に入る瞬間、選んでる時間、ゆったり待っている時間、運ばれてきた時のワクワク、美味しい瞬間の笑顔。
そこには提供する側の願いや想いが詰まっていると思うから、
そんなことをわたしなりに汲み取って、絵にできたら素敵だなあと思ったのです。
2022年秋。表現したいものに、ちょっと技術が追いついてきた感じ。
想いが強いものになって、表現したいものが明確になったら、
技術との乖離が気になって仕方なくなりました。
何度も描いては消し、描いては消し。
塗っては消し、塗っては消し。
いいかな、と自分で思えるまでやり直しました。
いいかな、と思えた時には、自分の絵に少しだけ自信が持てるようになりました。
そして、今。自己満足のその先へ。
急な話になりますが、デザインとイラストのお仕事をスタートさせたいと思っています。
（そこに至る経緯はまた別記事で・・・）
わたしの手元から、それを見て感情が動く人がひとりでも増えるような絵を送り出すことができるよう、今のうちにたくさん作品を作っていきます。
※追記※
2022.9.29
せっかく【今日の注目記事】に選んでいただき、イラストまとめにも載せていただいたのに
手違いで記事を削除してしまいました…。
こちらの記事は再掲になります。
残ってて良かった…。
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