快適な家ってどんな家?
「快適な家」と聞いて、どんな家を思い浮かべますか?
駅近5分の家
家事動線がスムーズな家
家族がリビングに集まれる家
趣味に没頭できる家
ルンバが走りやすい家
秘密基地みたいな家
カフェみたいな家
それともホテルみたいな家でしょうか?
ちなみにわたしたち夫婦にとっての快適な家は、おおよそ以下のような条件でした。
夏涼しく冬暖かい
外の音が気になりにくい
窓の外に季節を感じられる
この条件というのは、実のところ今までわたしと夫、それぞれが暮らしてきた家に対しての満足した点、不満だった点のまとめです。
夏暑くて冬寒い家での不快な経験
近隣の音がうるさくて連日参ってしまった経験
窓から見える緑や花に癒された経験
とくにこれまで感じた不満点を潰すのはとても有効だとおもいます。不満に感じるのだと経験からわかっているのですから、同じことが起きないよう避けたり工夫したりはしやすいです。
そういう点では、今までの暮らしで不満に感じる経験をたくさんしているほうが、じぶんにとっての快適な家の条件は掴みやすいかもしれません。
自分たちの今までの経験を振り返る
個々人の快と不快を掘り下げておく
これらは、家を建てるひとだけでなく、家をさがしているすべてのひとにとって、おそらく大切な過程だとおもいます。
なぜなら、何を快もしくは不快と感じるかは、ひとによってずいぶん異なるからです。
「誰かにとって快適」な家がじぶんにとっても快適かはわかりません。
「家」だけでなく、家具家電や住宅設備などもそうですね。まして家は、じぶんには合わなかったから変えます、というのはなかなか難しいもの。
だからこそ、自分の快/不快をしっかり考え、感じ、そして言語化。さらに同居家族がいるならば共有しておくこと。
そうすることで「家づくり」だけでなく、「家さがし」や暮らし方を考える上でも大切な土台に、そして迷ったり悩んだりしたとき自分たちだけの指針になってくれるだろうとおもいます。
家さがし、何から始めたらいい?という方には、「経験」と「快/不快」の掘り下げをまずぜひ試してみてほしいです。
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