【プロの意識を高めよう】役者としてのルーティン4選

おはようございます
むーです

現在、札幌の舞台で本番を迎えております。
舞台はとても体力をつかう仕事ですので僕には幾つか「ルーティン」があります。
せっかくですので軽く紹介させて頂きます。

【本番期間中ルーティン】
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はじめに、僕は基本「コンディションを上げる」ことよりも「コンディションを下げない」ことを意識していつも調整しています。結果的にそれがコンディションを「上げる」ことにもつながるからです
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①食事
まず食事です。初演時は体がかなり緊張しているため、なるべく固形物はとらないように意識しています。
緊張している=体がかたくなっている時に無理に固形物をいれると内臓への負担が大きくなります。
「そば」や「うどん」、「ゼリー飲料」や吸収率のよい「バナナ」を僕は好んで口に入れることが多いです。

②禁欲
不快に思われる方はすみません。
率直にいえば「性処理を行わない」ことです。
人間は飢えている時に本来の力を発揮します。
心が満たされているとその余裕から、
演技の「緊迫感」を削ぎ落としてしまいかねない。
板の上で飢えながら、必死にもがく姿が少しでも
お客様に届くよう「2週間以上」禁欲をして舞台に立つよう心がけております。

③お風呂
本番前と本番後、どちらも僕は「湯船」に浸かることを意識しています。そうすると筋肉がほぐれ
・本番中の怪我防止
・本番後のフィジカルケア
を目的として行っております。
また、お風呂に入りながらアイディアが生まれたりもしますのでかなりおすすめです。

④インプット
公演期間中は心や体の「感度」がとても高いです。
その時に映画や本などを意識的にみるようにしています。
理由は作品への吸収率の高さだけでなく、「役者としてのモード」を一定に保つためです。
これは集中力のようなもので、維持しつづけるのはとても難しいものです。
そこで他作品を消化することによって心を刺激し、「役者としてのモード」を補う+復活させることを目的として行っております。

以上
長くなってしまいましたが、僕が基本行っている一部のルーティンを紹介させて頂きました。

ルーティンとして大事なのは「自分にあった方法を模索する」ことです。
付け焼き刃で当日からはじめるのではなく、小さな習慣や意識から自分にあったルーティンを探すことが重要です。
この記事が皆様のパフォーマンス向上の一助になれたらと思います。

むー




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