マガジンのカバー画像

#読書レビュー

11
忙しいビジネスマンのために5分で読めるように本をレビューします!分厚い本でも5分以内で読める分量に要約しています。自分なりの考察とアクションプランも記録します。もっと気になる!ぜ…
運営しているクリエイター

#ビジネス書

今後のビジネスに求められる「美意識」:『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えているのか?』

名門美術学校が、エリート幹部向けにトレーニングビジネスを展開していることをご存知ですか? また、エリートビジネスマンの象徴といえばMBAですが、近年MBAへの出願数は減少傾向にある一方で、MFA(芸術学修士)への関心が高まっているという事実もあるようです。 ニューヨークでは、美術館で実施されているギャラリートークに朝早く参加した後に出勤するといったビジネスマンも増えてきているとか。 美術や芸術がビジネスの分野で注目されているのは、なぜでしょうか? そして、世界のエリー

Googleが提唱した消費者の行動モデル「AISARE」:『デジタルマーケティング見るだけノート』

今まで知らなかったモノやサービスを知り、少しでも興味を持ったとしましょう。 次にあなたはどんな行動をしますか? あなたが購入に至るまでにどのような道のりを辿るのかを突き止めるために、多くの学者や企業はさまざまな行動モデルを提唱してきました。 デジタルマーケティングノート [監修]山浦直宏 宝島社 2020.07 ------------------------ 消費者行動モデルとは?奇抜なアイディアで優れた商品を作ったとしても、必要としている人に届かなければ、消費者に

ゼロから1を生み出す思考の練習:『ゼロトゥワン』

【質問】◯◯に当てはまる単語を答えよ。 「世界のほとんどの人は◯◯を信じているが、真実は◯◯の逆である。」 今回紹介する本の著者でありPayPalの創業者ピーター・ティールは新しい何かを創り出すには、隠された真実を見つけなければならないと言います。 ティールはこの本を、起業の手引きではなく、新しい何かを創り出すための「考える訓練」と位置付けています。 質問に対する著者ティールの考えと、それに至る思考の手順は文末に図解しています。 ゼロトゥワン 〜君はゼロから何を生み出

偉大な企業に共通する真実とは?:『ビジョナリーカンパニー』

偉大な企業に共通する特徴は何があると思いますか? カリスマ的指導者?奇抜なアイディア? どちらも違うとぶった斬るのは、下に紹介する本です。1994年に出版されたのですが、今なお経営学の名著と言われています。とても分厚い研究書なのですが、5分で読めるように要点と考察をまとめました。 ビジョナリー・カンパニー 〜時代を超える生存の原則〜 ジェームズ・C・コリンズ / ジェリー・I・ポラス [訳]山岡洋一 日経BP出版センター 1995.09 -----------------