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私的国語辞典~二文字言葉とその例文~ セレクション89『東風(こち)』

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作者駐:
 『私的国語辞典』は、基本的には全文無料で閲覧が可能です。ただ、これらは基本『例文』となっておりますので、そのほとんどが未完となっています
 基本的にそれらの『例文』は続きを書かないつもりではおりますが、もしどうしても続きが気になる方は、投げ銭して戴ければ有料部分に続きを執筆いたしますので、よろしくお願いいたします。


セレクション89『東風(こち)』( ? 文字)

『東風(こーち)』
 東の方から吹いてくる風。ひがしかぜ。《季 春》「―吹くや山一ぱいの雲の影/漱石」
 (大辞林より引用)
 春,東から吹いてくる風。 
 温かい風で雪を解かし梅の花を咲かせるが、ときに、強風となって時化を呼ぶ。 


俳句 5首。 
                                                                                                                                                                                           

東風うけて 閉じたまぶたに 残る女性《ひと》 

東風吹かば うなずき返す 枝の雪 

東風に乗り 桜吹雪が 空に舞う 

東風うけて 別れの駅に 芽吹く梅 

『愛してる』 掻き消すほどの 桜東風 


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