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チームをアップデートするワークショップを実施しました!

こんにちは。Mutureです!
関東では史上最短21日の梅雨が終わり、暑さが猛威を奮っていますね🌞✨

過去数回、noteでMutureの会社作りについての取り組みをご紹介してきましたが、今回は私たちが携わる事業における活動の一部をご紹介していきます!

現在Mutureは丸井のフィンテック事業でアプリの企画担当チームの支援を行なっています。今回は「最高のサービスを提供するためのチームとは」と銘打って、チームメンバーと実施したワークショップとその後の様子をお届けします!

■ ワークショップの目的

今回のワークショップでは2つの目的を設定し実施しました。

  1. コミュニケーションに変化をもたらす

  2. メンバーが目的意識を持ちやすくする

普段ですとキックオフはMTG形式で自己紹介などを中心に行うことが多いですが、今回は既にチームが出来上がっていたこともあり、ワークショップ形式を試してみることにしました。このTryが後にチームにとって良い効果をもたらすことになりましたので、その様子を振り返りながら、実感した効果や、やってみた感想などをお伝えしたいと思います。

■ ワークショップの流れ

まず最初にワークショップ全体の趣旨とコミュニケーションのグランドルール(後述)の説明をしました。

ワークショップのゴール

重要な役割を担うインタビューに備えて、ペルソナやインタビューのポイントを丁寧に解説。お楽しみのチーム分けと、簡単なアイスブレークワークでセットアップが完了です。

本編では2つのチームがそれぞれ別の部屋に分かれ、インタビューとワークを1時間半かけて実施。1時間半というと長く感じますが、これでも時間が足りなかったとの声が多かったです。

その後、両チームのプレゼンに対してペルソナ役から講評をもらい、全員で振り返りをして終了、合計3時間のプログラムになりました。

■ コミュニケーションのアップデート

目的の1つ目「コミュニケーションに変化をもたらす」について、今回はワークショップという普段と異なる環境を活用しました。

具体的には、今回のワークショップで限定的にお試しのコミュニケーションルールを敷き、創造的なプロジェクトでどのようなコミュニケーションが良い結果につながるのか、気づきを得てもらいました。

ワークの途中でもMutureからそれぞれのチームにテーブルファシリテーターとして1人ずつ参加し、それぞれの立場に捉われず積極的なディスカッションができるように、発言を促しながら進行しました。

そこで役立ったのが会の冒頭に発表したコミュニケーションルールです。

グランドルール

どうしても普段のコミュニケーションでは役職や年次が気になりがちですが、ユーザーに向き合う上ではそれらの要素は影響しないことを改めて確認。実際のワーク中にもこのルールを再アナウンスすることで意見の出しやすい空気作りをしました。

■ チームの目的共有をアップデート

そして2つ目の「メンバーが目的意識を持ちやすくする」ということに対しては、ワーク内容を活用してアプローチしました。

今回のワークでは旅の計画を立てることをしてもらうのですが、冒頭で一方のチームはアウトプットの設定から、もう一方のチームはアウトカムの設定からワークに入る設計で、チームごとに別の観点を持ちワークを進めてもらいました。

そのプロセスを知らずに迎えたプレゼンではお互いの旅の計画が全く違う形で表現されたことに驚きを隠せないメンバーが多くいましたが、プレゼン後にそもそもゴールが違うという種明かしをすると、深い頷きと共にとても納得した表情を浮かべ、自分の中で反芻されている様子が印象的でした。

振り返りの時間でさらにアウトプットとアウトカムの目的の使い分けについて気づきのシェアをしながら言語化していくことで学びを深め、ワークショップ終了後にもその違いについての感想が飛び交いました。

・お互いのチームの発表を聞いて「あっ、なんか違う!」と焦った
・アウトプットを設定したチームからは「形から入っちゃった~」と焦ったし、アウトカムを設定したチームは「具体がない~どうしよう~」と焦っていた。
・二つの違いを聞いてみて「私たちの業務って本当は
アウトカムから始めるとよさそうだよね」とみんなで話した。

■ ワークショップの効果

両チームとも終始積極的に意見を出し合う姿が印象的でしたが、感じられた効果として実際の参加者から「フラットで積極的な意見交換」や「相手の意見に傾聴する姿勢」についてのポジティブな意見をいただくことができました。

当日の振り返り

もちろんいきなり今回のワークショップを経ることで、チーム内のコミュニケーションがガラッと変わったかというと、そこまでの劇的な変化というものは起こせていません。会社には寄り添うべき組織文化というものがありますし、コミュニケーションを強制的にアップデートすることで軋轢を生み出す危険性を理解した上で、しなやかな変化を目指していく方針で進めているためです。

ですが、このキックオフから約2ヶ月ほどが経ち、効果は確実に出ていると感じています。

プロジェクトに伴走する中で、少しずつワークショップで得た観点をコミュニケーションに生かしたり、ホワイトボードを活用した創造的なディスカッションが増えたりと、メンバーの中で起こっている緩やかな変化を日々目の当たりにしています。

これからチームを立ち上げたい、今のチームのコミュニケーションをアップデートしたい、そんな方には自信を持っておすすめできるワークショップです。

■ さらなる変化を目指して

私たちが取り組むのはDX推進という事業でありますが、それを支える組織づくりの観点を併せ持つことが大事であると日々実感しています。

Mutureでは、一緒にこのイシューに取り組んでいただけるメンバーを大募集しています!ご興味持っていただけたら、こちらからお問い合わせください🌟

もっと詳しく話が聞きたい!という方は、メンバーとのカジュアル面談はいつでも大募集なので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!

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